シュコダ「カミック」改良型、VWの1.5 TSI Evo2エンジンを搭載か?

■このセグメントで最も広々としたSUVのひとつ

フォルクスワーゲン(VW)傘下のシュコダが販売するコンパクトクロスオーバーSUV「カミック」改良型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。

シュコダ カミック_001
シュコダ カミック 改良型プロトタイプ

シュコダは今後数年間に、いくつかの改良型を発売予定で、カミックはハッチバックの「スカーラ」とともに、フェイスリフトを受けます。

シュコダ カミック_008
シュコダ カミック 改良型プロトタイプ

カミックは、「カロック」と「コディアック」の下に位置するブランド最小SUVで、初代となる現行型は2019年に登場しています。

VWグループモデルの4年間のフェイスリフトサイクルに忠実であり続けるシュコダは、2023年に大幅改良されたカミックを発表する可能性が高く、多くのライバルの間で新鮮さと関連性を維持することが期待されています。

プロトタイプのカモフラージュは、視覚的な更新がフロントエンドとリアエンドに集中することを示しています。

ハイライトは、小さなサイドインテークを備えた新設計のフロントバンパー、新たに3つのインサートを備えたアグレッシブなスキッドプレート、そしてわずかに変更されたグリルです。

スプリットヘッドライトには目立った変化はないようですが、今後着手される可能性もあるでしょう。

リアエンドも厳重に隠されていますが、グラフィックが新設計されたLEDテールライトの一部や、新バンパーデザインが確認できます。現行モデルのキャビンには、10.25インチのデジタルインストルメントクラスターと9.2インチのインフォテインメントスクリーンが継承される可能性が高いでしょう。

シュコダのボディサイズは全長4,241mm (167.0 インチ)で、兄弟モデルのVW 「T-Cross」とセアト「アローナ」よりも長く、2,651 mm (104.4 インチ)のゆったりとしたホイールベースにより、このセグメントで最も広々としたSUVのひとつであり続けます。

エンジンのラインナップに関しては、1.0 TSIユニットと1.5 TSIユニットの両方が引き継がれると予想されますが、それらをよりクリーンにするための小さなアップデートが期待されます。

電動化もありますが、マイルドハイブリッドシステムの形でのみとなり、VW T-Roc改良型でデビューした最新の「1.5 TSI Evo2」エンジンの採用も噂されています。

カミック改良型のワールドプレミアは、最速で2022年内と予想されます。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる