■このセグメントで最も広々としたSUVのひとつ
フォルクスワーゲン(VW)傘下のシュコダが販売するコンパクトクロスオーバーSUV「カミック」改良型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
シュコダは今後数年間に、いくつかの改良型を発売予定で、カミックはハッチバックの「スカーラ」とともに、フェイスリフトを受けます。
カミックは、「カロック」と「コディアック」の下に位置するブランド最小SUVで、初代となる現行型は2019年に登場しています。
VWグループモデルの4年間のフェイスリフトサイクルに忠実であり続けるシュコダは、2023年に大幅改良されたカミックを発表する可能性が高く、多くのライバルの間で新鮮さと関連性を維持することが期待されています。
プロトタイプのカモフラージュは、視覚的な更新がフロントエンドとリアエンドに集中することを示しています。
ハイライトは、小さなサイドインテークを備えた新設計のフロントバンパー、新たに3つのインサートを備えたアグレッシブなスキッドプレート、そしてわずかに変更されたグリルです。
スプリットヘッドライトには目立った変化はないようですが、今後着手される可能性もあるでしょう。
リアエンドも厳重に隠されていますが、グラフィックが新設計されたLEDテールライトの一部や、新バンパーデザインが確認できます。現行モデルのキャビンには、10.25インチのデジタルインストルメントクラスターと9.2インチのインフォテインメントスクリーンが継承される可能性が高いでしょう。
シュコダのボディサイズは全長4,241mm (167.0 インチ)で、兄弟モデルのVW 「T-Cross」とセアト「アローナ」よりも長く、2,651 mm (104.4 インチ)のゆったりとしたホイールベースにより、このセグメントで最も広々としたSUVのひとつであり続けます。
エンジンのラインナップに関しては、1.0 TSIユニットと1.5 TSIユニットの両方が引き継がれると予想されますが、それらをよりクリーンにするための小さなアップデートが期待されます。
電動化もありますが、マイルドハイブリッドシステムの形でのみとなり、VW T-Roc改良型でデビューした最新の「1.5 TSI Evo2」エンジンの採用も噂されています。
カミック改良型のワールドプレミアは、最速で2022年内と予想されます。