■10月12日デビュー、プラットフォームは次世代のボルボXC90と共有
ボルボが展開する高性能ブランド「ポールスター」は、ブランド初の電動クロスオーバーSUVとなる「ポールスター3」を開発中ですが、そのワールドプレミアが10月12日になるとともに、最新ティザーイメージを公開しました。
ポールスター3は、高性能プラグインハイブリッドクーペの「ポールスター1」、初のフルエレクトリックセダン「ポールスター2」に続く第3弾となります。
市販型では、次世代のボルボXC90とプラットフォームを共有し、高性能エレクトリックSUVとして販売、ボルボ/ポールスターの最も豪華で高価なSUVとなります。
性能面では、デュアルチャンバーエアサスペンションとアクティブダンパーが装備されるほか、サスペンションチューンはコンフォートとスポーツの設定を切り替えることが可能になります。
EVパワートレインは、電気トルクベクタリングを備えたデュアルモーターと大容量バッテリーを搭載。最高出力は510ps・最大トルク910Nmを発揮します。
1回の充電での航続距離は、WLTPサイクルで372マイル(600km)を目指して開発されています。またポールスターエンジニアードチームによるシャシーチューニングがなされ、よりスポーティなフィーリングが得られるといいます。
ポールスターCEOであるThomas Ingenlath氏は「快適なクルーザーから、シャープで機敏なパフォーマンスカーに瞬く間に変身するこの瞬間的な能力こそが、Polestar3を電動パフォーマンスSUV として特別なものにしているのです」と語り、「また、究極の安定性のための低重心と広いトレッド、そしてハンドルを握るエキサイティングなフィーリングの恩恵も受けています」と付け加えています。
ポールスター3のデビューは10月12日ですが、より効率的なシングルモーターモデルが後日ラインアップに加わる予定となっています。