日産アリアの純正テレビ視聴が走行中でも可能になるデータシステムの「TV-KIT」は、プロパイロットとの併用も可能

■データシステムの独自技術により走行中でも「プロパイロット」を使用できる

バッテリーEVの日産アリアは、470km(B6の場合)という航続距離を実現し、1、2回程度の充電を含めばロングドライブも十分に可能になっています。

渋滞時や長距離移動の乗員(もちろん、ドライバーをのぞく)のエンタメといえば、王道であるテレビは外せないという方も多いはず。データシステムは、走行中でも純正テレビの視聴が可能になる「TV-KIT」シリーズを多彩なモデルに適合させています。

データシステム TV-KIT
日産アリアのイメージ

以前お伝えしたように、日産のバッテリーEV向けではSAKURA用を発売したばかり。TV-KITは、走行中でも助手席や後席の乗員を飽きさせない人気メニューである、純正テレビを楽しむ際に欠かせないアイテムです。

このほど同社は、日産アリア「EV専用Nissan Connect ナビゲーションシステム12.3インチワイドディスプレイ装着車」に適合するTV-KITシリーズを新たに発売しました。

同ディスプレイは地デジ内蔵で、アリア全車に標準装備されています。TV-KITを装着することで、走行中でも純正ナビのテレビ視聴が可能になります。

データシステム TV-KIT
日産アリア向けは「切り替えタイプ」

また、データシステムの独自技術により、走行中にTV-KITがオンにしてテレビ映像が映る状態であっても、カーナビの自社位置に影響を与えないのもアリア用の特徴となっています。

これにより、映像視聴中でも、目的地設定をしてガイドを開始すると、ルート上の道路状況に合わせた運転支援であるプロパイロット機能をそのまま使用できます。装着は、カプラーオンであるため車両側の配線を傷つける心配もありません。

なお、運転者が走行中に画像表示装置(テレビ映像など)を注視することは道路交通法で禁じられています。ただし、運転者以外の同乗者が走行中にテレビを観ることは法律上、問題ありません。

●適合車種:日産アリア
●年式:令和4年1月~
●型式:FE0
●品番:NTV431(切り替えタイプ)
●価格:1万9800円(税別)

(塚田 勝弘)

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データシステム
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この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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