日産NV200バネットの4WDモデルが一部改良で、最大積載量を向上

■車中泊仕様「マルチベッド」にバンが加わり、ベッド幅を広く使えるように

日産は、2022年9月9日にNV200バネットのバン仕様の4WDの一部改良を実施し、同日より発売を開始しました。

NV200バネットは、はたらくクルマとしてはもちろん、近年はキャンピングカーのベース車として定番になるなど、車中泊を伴うアウトドアやレジャーまで幅広いニーズに応えていて、コンパクトながらも広いキャビン、ラゲッジによる使い勝手の高さが評価されているそうです。

日産NV200バネット
日産NV200バネットが一部改良を実施

今回の一部改良では、バン仕様の4WDモデルの最大積載量を、2名乗車時は従来よりも150kgアップの650kgに、5名乗車時は100kg増となる400kgにすることで、積載量を向上させ、積載性、使い勝手の向上が図られています。

日産NV200バネット
快適な車中泊ができる「マルチベッド」

同時に、日産モータースポーツ&カスタマイズが手がけるNV200バネットをベースとした車中泊仕様車の「マルチベッド」に、バン仕様が追加されています。

従来から設定されていたワゴン2列シート仕様に加えて、バン仕様が新たに設加わったことで、ベッド幅がより広く使えるようになったほか、雪上など路面を問わず高い走破性を確保できる4WDをこの「マルチベッド」でも選択できるようになっています。

日産NV200バネット
一部改良を受けた「リフター付バン」

さらに、商用特装車「リフター付バン」の4WDモデルも一部改良を受け、発売されています。

今回の一部改良では、4WDの最大積載量が100kg増の500kgになり、積載性、使い勝手の向上が盛り込まれています。はたらくクルマとして、レジャーの相棒としてNV200バネットの可能性がさらに高まっています。

●価格帯
「NV200バネット」バン4WDモデル:256万1900円〜279万8400円
「マルチベット」:283万3600円〜319万7700円
「リフター付バン」:329万6700円

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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