■バイキセノンヘッドライト、15インチアルミホイール、固定式ガラスルーフなどを装備
特別仕様車、限定車の数ではトップクラスであると想像できるのが、フィアット500です。アイコニックなデザインということもあり、ほかのフィアット500と被りにくい、個性的なカラーなどを求めるニーズもありそうです。
2022年9月17日(土)、充実装備と手頃な価格が魅力の限定車「500 1.2 DOLCE(ドルチェ)」が、530台限定で販売されます。同限定車は上質感を高めながらリーズナブルな価格を実現。
ベース車は1.2Lの直列4気筒エンジンを積む「1.2 CULT」で、上位モデルの「TWINAIR DOLCEVITA(ツインエア・ドルチェヴィータ)」相当にアップグレードされた内・外装や充実装備が用意されています。それでいながら、車両価格は「ツインエア・ドルチェヴィータ」に比べて45万円低く設定されています。
外観は、クロームの輝きを放つ上質感ある前後バンパーをはじめ、夜間の視認性を高めるバイキセノンヘッドライト、フォグランプ、15インチアルミホイールなど、「ドルチェ」ならではのアイテムにより、スタイリッシュな仕立てになっています。
設定されるボディカラーは、320台限定の「ボサノバ ホワイト」をはじめ、130台限定の「パソドブレ レッド」、80台限定の「ポンペイ グレー」という3色。
一方の内装は、ブラックと薄いグレーである「アイス」が組み合わされた2トーンのシート(運転席高さ調整機能付)やトリムのほか、車両情報が見やすく表示されるTFTカラーメータークラスター、フルオートエアコン、5:5分割可倒式リヤシート、安全な車庫入れをサポートするリヤパーキングセンサーなど、快適性や実用性を向上させる装備が充実しています。また、インテリアの明るさと開放感を高める固定式ガラスルーフも備わります。
EVである新型500eと併売されているガソリンエンジン車のフィアット500は、道路や駐車場が狭い地域や都市部でも根強い支持を得ています。
「500 1.2 DOLCE」は、充実装備を用意しながら買い得感のある価格設定で、いまフィアット500を狙っているのなら必ず選択肢に入れたい仕様といえそうです。
●価格:279万円
(塚田 勝弘)