■内燃エンジンのみを原動力とするBMW「M」の「終わりの始まり」
BMWが現在開発中のコンパクト・ハードコア2ドアクーペ、新型「M2」が、10月11日にワールドプレミアすることが濃厚であることがわかるとともに、最新ティザーイメージが公開されました。
M2新型(G87)は、電動化をしないパフォーマンス部門の最終モデルで、デビューする10月は内燃エンジンのみを原動力とするBMW「M」の「終わりの始まり」となります。
エクステリアでの差別化は、リアウィング、センター出しエキゾーストシステム、専用ホイール、四角いエアインテーク、水平スラットを備えるキドニーグリルなど。
足回りでは、M4と同じアダプティブダンパー、275/35-19フロントタイヤと、285/30-20リアタイヤを装備。ベースモデルと比較して、フロントとリアのトラックは2.1インチ(5.3センチメートル)広くなります。
市販型は、メキシコのBMWサン・ルイス・ポトシ工場で生産、顧客への最初のデリバリーは2023年春に予定されています。また当面は後輪駆動のセットアップのみを販売、遅れて「xDrive」が提供されると予想されます。
キャビン内は、ベースとなる2シリーズクーペの2023年モデルでは「iDrive8」にすでに切り替えられており、BMWがジャーナリストとの初期テストドライブ用に提供したプロトタイプには、新しいインフォテインメントシステムが搭載されていました。
ボディカラーは、ザントフォールトブルー、および少なくとも3種類のカラー(ブラック サファイア、ブルックリン グレー、トロント レッド)から選択できるという情報が入っています。
パワートレインは、M4からS58エンジンを流用。3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンをデチューンし、6速マニュアルギアボックスまたはオプションの8速オートマチックと組み合わされます。最高出力は410ps〜420ps、M2 コンペティションでは450ps〜470psを発揮すると噂されています。
(APOLLO)
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