「M140i」が3年ぶり復活? BMW 1シリーズ改良型「Mパフォーマンス」に2つの説

■2.0リットル直列4気筒ターボ搭載で400馬力の噂

BMWは現在、エントリーモデル「1シリーズ」に設定される「Mパフォーマンス」改良型を開発中ですが、その最新プロトタイプをカメラが捉えました。

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BMW 1シリーズ Mパフォーマンス 改良型プロトタイプ

捉えた開発車両のフロントエンドは完全にカモフラージュされていますが、グリルはほぼ同じサイズでヘッドライトが若干スリムになっています。

注目は後部のクワッドエキゾーストパイプです。これは現在の「M135i」では提供されておらず、エキサイティングなコンポーテントです。

ただし、このプロトタイプには現在2つの噂が存在しており、1つは、2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載、最高出力は306psから315psへ向上するというものです。

もう1つは、同エンジンをブーストアップ、最高出力は400ps程度へアップ、M135iの上位に配置される「M140i」という説です。ただし、僅かなパワーアップにクワッドエキゾーストパイプをインストールするのには疑問も残ります。

一方「M140i」の車名は2019年のスペシャルモデルを最後に廃止されており、実現すれば3年ぶりの復活となります。

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BMW 1シリーズ Mパフォーマンス 改良型プロトタイプ

キャビン内の画像はありませんが、10.25インチのデジタル インストルメント クラスターと、新しい2シリーズアクティブツアラーからの多くのレイアウトを共有し、10.7インチのインフォテインメントシステムが期待できるでしょう。

M135i/M140iの登場は、早くとも2023年以降と予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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