■2.0リットル直列4気筒ターボ搭載で400馬力の噂
BMWは現在、エントリーモデル「1シリーズ」に設定される「Mパフォーマンス」改良型を開発中ですが、その最新プロトタイプをカメラが捉えました。
捉えた開発車両のフロントエンドは完全にカモフラージュされていますが、グリルはほぼ同じサイズでヘッドライトが若干スリムになっています。
注目は後部のクワッドエキゾーストパイプです。これは現在の「M135i」では提供されておらず、エキサイティングなコンポーテントです。
ただし、このプロトタイプには現在2つの噂が存在しており、1つは、2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載、最高出力は306psから315psへ向上するというものです。
もう1つは、同エンジンをブーストアップ、最高出力は400ps程度へアップ、M135iの上位に配置される「M140i」という説です。ただし、僅かなパワーアップにクワッドエキゾーストパイプをインストールするのには疑問も残ります。
一方「M140i」の車名は2019年のスペシャルモデルを最後に廃止されており、実現すれば3年ぶりの復活となります。
キャビン内の画像はありませんが、10.25インチのデジタル インストルメント クラスターと、新しい2シリーズアクティブツアラーからの多くのレイアウトを共有し、10.7インチのインフォテインメントシステムが期待できるでしょう。
M135i/M140iの登場は、早くとも2023年以降と予想されています。