■スリムなヘッドライトを装備、LEDデイタイムランニングライトは下部に移動
ホンダは現在、ミッドサイズSUV「パイロット」次期型の開発に着手しています。6月には、その市販モデルを予想するレンダリングCGを制作しましたが、最新情報を元にディテールの修正を試みました。
初代パイロットは2002年に誕生。3代目となる現行モデルは2015年に発売されており、これが7年ぶりのフルモデルチェンジとなります。
これまでカモフラージュが厳重に施されたプロトタイプが目撃されたことがありますが、市販モデルはどう進化するのでしょうか。
エクステリアのフロントエンドには、スリムなヘッドライトを装備、LEDデイタイムランニングライトは下部に移動しています。
フロントバンパーには垂直の通気口を追加、大型の六角グリルは内部パターンを刷新していることが確認できます。
後部では、全幅LEDストリップライトが目を引くほか、ルーフスポイラーが大型化されています。下部バンパーには、ブラックのクラッディングとシルバーのインサートが、パフォーマンス志向の美学をさらに高めているようです。
次期型では、高級SUVアキュラ「MDX」とプラットフォームを共有し、ボディが拡大される可能性があります。おそらくホイールベースが延長され、足元は広く、後部座席の出入りが容易になるはずです。
パワートレインは、市販型のパワートレインは、「MDX」の3.5リットルV型6気筒エンジンを流用、10速オートマチックトランスミッションを介して、最高出力290hp・最大トルク362Nmを発揮。
エントリーモデルの駆動方式は前輪駆動となりますが、ハイエンドバージョンではAWDを搭載するでしょう。またより良いハンドリングを提供するため新開発のダブルウィッシュボーンフロントサスペンションが採用されます。
パイロット次期型のワールドプレミアは、9月と予想されています。