シュコダ「オクタビア」が大幅改良へ。VWゴルフとの兄弟モデルは電動化も

■「MQB Evo」プラットフォームを共有、電動化に対応

チェコの自動車メーカー「シュコダ」が販売する欧州Cセグメント・ファストバックセダン&ステーションワゴン、「オクタビア」改良型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。

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シュコダ オクタビア エステート 改良型 プロトタイプ

初代オクタビアは1996年に発売。第4世代となる現行型は2020年に登場していますが、1959年から1971年までにも「オクタビア」の名称は使用されており、正確には現行型は5代目となります。

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シュコダ オクタビア セダン 改良型 プロトタイプ

オーストリアの山中で捉えたセダン、およびワゴンのプロトタイプは、フロントとリアに改良されたバンパーを装着、それぞれカモフラージュが異なっており、赤いステーションワゴンでは新設計のヘッドライトが装着されています。

一方セダンは、エントリーレベルのホイールが見てとれますが、足回りには高性能モデル「RS」のようなレッドブレーキキャリパーを装備しています。今後はセダンにも、リフレッシュされたヘッドライトが装備されるはずです。

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シュコダ オクタビア エステート 改良型 プロトタイプ

シュコダはVWグループであるため「ゴルフ8」や「MQB Evo」とプラットフォームを共有、電動化に対応しており、改良型でも継承され、パワートレインはマイルドハイブリッド、プラグインハイブリッドなどの電動化が強化されると思われます。

プロトタイプの状態からも改良型の登場には時間がかかるとみられ、ワールドプレミアは早くとも2023年後半と予想されます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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