■最新のTNGAプラットフォームを採用、ボディが拡大
レクサスのコンパクトハッチバック「CT」次期型に関する最新情報を入手、その予想CGを制作しました。
初代である現行型CTは2011年に発売、以降度重なる改良はなされていますが、これまでフルモデルチェンジはありません。発売から11年経過、同ブランドでもっとも古いモデルがいよいよ2代目へ世代交代します。
次期型(後継モデル)最大の注目は、ボディスタイルが現行のハッチバックから、SUV風が予想されています。ただし、「NX」「UX」とバッティングを回避するため、バリバリのクロスオーバーSUVではなく、流行の兆しを見せるハイライディング・クロスオーバーが噂されています。
市販型では最新のTNGAプラットフォームを採用、ボディが拡大します。エクステリアデザインはクロスオーバーの要素を取り入れたデザインが有力で、ウインドウCピラーをリヤ部分まで伸ばし、視界をアップ。さらにリヤ付近を張り出したデザインで迫力が向上、フロントノーズを吐出させたデザインでスポーツ感を印象付けさせます。仕上げは、大胆なカットの縦型ディフューザーはヘッドライトまで伸ばしたデザインにより、精悍な顔つきに変貌することが期待できそうです。
キャビン内では、「RX」や「NX」最新モデルで採用されている大型インフォテインメントディスプレイやヘッドアップディスプレイを搭載、センターコンソールのギアシフターは従来のものより、大幅にコンパクトなデザインが予想されています。
パワートレインは、新開発の1.5リットル直列3気筒ガソリンエンジン、同エンジンに電気モーターを組み合わせたハイブリッド、そしてBEV(Battery Electric Vehicle)など多彩なラインアップが期待できるでしょう。
また、ハイブリッドモデルのCT200hの燃費にも注目で、現行型の23.9km/Lから大幅に改良、ハイライディングながら30km/Lを目指し開発中だといいます。
次期型は最速で2023年、遅れれば2024年初頭と予想され、市販型は「CT」の車名が変更される可能性もありそうです。