■新型はファストバックになって室内スペースを拡大
トヨタ自動車(TMT)が8月9日、ヤリスの新型4ドアセダン「ATIV(エイティブ)」をワールドプレミアしました。
同社は初代となる現行モデルを2017年8月にタイに導入。その後、累計販売台数13.3 万台を記録するなど、コンパクトセダン市場でNo.1の販売台数を誇るほか、世界35ヵ国以上に向けて生産・輸出しています。
今回公開された新型ATIVではエクステリアがファストバック仕様となっており、フロントマスクにキーンルックを導入。前後ランプにシーケンシャル・ウインカーを備えており、足元に16インチのアロイホイールを標準装着する豪華モデルとなっています。
パワートレインは1.2L直4デュアルVVT-iエンジン(94hp/11.2kgm)とCVTの組み合せにより、23.3km/Lの燃費を実現。各種情報によるとプラットフォームにTNGAのダイハツ版にあたる「DNGA」を採用している模様。
先代比でボディサイズが拡大(全長4,425mm、全幅1,740mm、全高1,480mm、ホイールベース2,620mm)されているものの、コンパクトさは維持しており、ホイールベース拡大(+70mm)により、キャビンスペースに余裕を持たせています。
インパネセンターには9インチのディスプレイオーディオを搭載しており、64段階調整可能なマルチカラーのアンビエントライトを採用することで高級感を演出しています。
機能面では全車速アダプティブクルーズコントロールや電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールドなどを装備しており、安全面では、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報、前車発進お知らせ警報、ペダル誤操作抑制機能などを含む「トヨタセーフティセンス」を搭載。
新型では4種類のグレードをラインナップしており、約203~260万円と比較的手頃な車両価格を実現。
オプションで専用意匠の前後バンパーや、リヤウィングが用意されており、スポーティさを演出することも可能になっています。
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【関連リンク】
トヨタ ヤリス ATIV
https://www.toyota.co.th/model/yarisativ