ヤマハ発動機とグループ会社が消防・防災・救助の展示会「RESCUE EXPO in立川」に出展

■消防、防災、救助の最先端が分かる

ヤマハ発動機とグループ会社のヤマハモーターパワープロダクツ、ヤマハモーターエンジニアリングの3社は、「RESCUE EXPO in 立川」に共同出展すると発表しました。

同イベントは、2022年8月25日(木)、26日(金)の2日間、東京都立川市の「アリーナ立川立飛」に隣接した特設会場で開催される、消防隊員らが救助技術を競い合う「全国消防救助技術大会」と共催の防災展示会です。

ヤマハ発動機
「RESCUE EXPO in立川」 のヤマハ発動機ブース出展イメージ

ヤマハ発動機グループのブースには、電動アシストホースカーをはじめ、洪水・水難救助艇、発電機、四輪バギー車が出展されます。

2021年の「危機管理産業展」に引き続き、出展テーマは、「PLAY SURVIVE 遊んで 備える」。

自主、コミュニティへの防災提案として、全国の消防、防災、救助活動に従事する関係者をはじめ、一般来場者に向けて機動的、効率的に活動が行える同社製品の認知を広げるのが狙いです。さらに、いつでも機材が使えるように正しく、安全に操作する体験機会を提供するとしています。

出展内容をチェックしてみましょう。

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コンセプトモデルの電動アシストホースカー

コンセプトモデルの「電動アシストホースカー」は、消防活動の迅速化、省人化や効率化への寄与を目的とした小型電動アシストホースカーです。軽量ながらもパワフルなモーターアシスト、アシスト力の自動制御機能、大径タイヤにより、操縦がしやすく、迅速、確実な消火活動をサポートします。

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コンセプトモデルの洪水・水難救助艇 「RS-13」

同じくコンセプトモデルで、洪水、水難救助艇の「RS-13」は、洪水災害における救難活動を目的としたボート。運用の現場からのニーズに応え、救助や避難など目的に合わせた仕様の提案を経て、最適な機能や性能がパッケージ化されています。

全長約4mのコンパクトな設計ながら乗船定員は最大6名。操安性を追求した運動性能や、開閉式フロントゲートにより、船首からも乗降可能な高い現場対応力を備えているそうです。

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コンセプトモデルの発電機 「EF1800iS」

発電機の「EF1800iS」「EF900iSGB2」もコンセプトモデル。キャンプなどのレジャーや非常用のバックアップとして「誰でも・いつでも使える発電機」を目指した発電機。始動のしやすさや、明かりのない場所でも操作しやすい畜光塗料のグラフィックなど、災害時が想定された工夫が随所に施されています。

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コンセプトモデルの「EF900iSGB2」

参考出展の「Wolverine RMAX4」は、オフロードでの走破性が追求された4名定員の四輪バギー。北米市場では主にレクリエーションシーンで親しまれている製品で、災害時や救難現場での活用の可能性を模索するため、参考出品車両として展示されます。

様々な路面環境での使用が想定されていて、2気筒999㏄高トルク出力エンジン、エンジン特性モード切替機能を備えています。

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参考出展の四輪バギー「Wolverine RMAX4」

「RESCUE EXPO in 立川」は、火災はもちろん、台風や集中豪雨などによる水害が絶えず起こっているような印象がある今、関係者のみならず幅広い層から関心を集めるイベントになっているようです。

塚田  勝弘

【関連リンク】

「RESCUE EXPO in 立川」
https://expo.rescue-meet2022.tokyo/

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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