マセラティEVスポーツカー第1弾「グラントゥーリズモ」、ニュル高速テストに出現

■2023年発売予定、オープンの「グランカブリオレ フォルゴーレ」も登場

マセラティの2ドアスポーツカー「グランツーリズモ」に設定されるべく開発中のフルエレクトリックバージョン、「グランツーリズモ フォルゴーレ」最新プロトタイプをカメラが捉えました。

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マセラティ グランツーリズモ フォルゴーレ 市販型プロトタイプ スクープ

イタリア語で「稲妻」を意味する「フォルゴーレ」は、マセラティの電動化に特化した新ブランドで、その第1弾がこのグランツーリズモであり、同社にとって初のフルEVモデルでもあります。

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マセラティ グランツーリズモ フォルゴーレ 市販型プロトタイプ スクープ

サーキットで撮影されたプロトタイプは、2022年末までに公開予定の内燃機関(ICE)版グラントゥーリズモと同じく、長いフード、筋肉質のリアハンチ、目立つリアディフューザーが確認できます。

しかし、フロントバンパーにダミーの吸気口を備えるほか、後部ではICEバージョンにあるクワッドエキゾーストパイプもありません。また、左側の燃料キャップも見当たらず、代わりにリアナンバープレート左側に充電ポートらしきものを隠している様子がうかがえるなど、ICEモデルといくつかの相違が見られます。

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マセラティ グランツーリズモ フォルゴーレ 市販型プロトタイプ スクープ

同社では、そのスペックなどを発表していませんが「新しいマセラティグラントゥーリズモは、100%電気ソリューションを採用したブランド初のクルマになるでしょう」と語っており、最高出力1200ps以上を叩き出すトリプルモーターを搭載。0-100km/h加速が3秒未満という驚異的数値が噂されています。

グランツーリズモ次期型はイタリア・ミラフィオーリ工場で生産され、2023年に発売される予定です。またグランツーリズモ フォルゴーレには、オープンモデルの「グランカブリオレ フォルゴーレ」も設定が濃厚となっています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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