■リアドアノブはピラーがドアへ、フードはまるではまぐり?
スズキの人気コンパクト・ハッチバック「スイフト」次期型プロトタイプをカメラが捉えました。
初代スイフトは2000年、「kei」からボディパネルを流用し、クロスオーバー風テイストで発売されました。現行型となる第4世代は2017年から発売されており、6年振りのフルモデルチェンジとなります。
コードネーム「YED」と呼ばれる開発車両は、ボディをフルカモフラージュしており、ディテールは不明です。しかし次期型では「Heartect」プラットフォームを採用し、新設計されたスタイリングとインテリアの採用が見込まれています。
捉えたプロトタイプのフロントエンドからは、はまぐりの殻のようなフードが露出、予想しているスリムなヘッドライトの一部も見てとれるほか、バンパー下部にはワイドな楕円形エアインテークを装備しています。
側面では、若干傾斜の強くなったルーフラインが確認できます。
また、最大の変更点はCピラーに埋め込まれていたドアハンドルが、従来のようにドアに配置されている点。後部ではより台形に進化したリアウィンドウを備え、新設計されるLEDテールライトの一部や、リアバンパーの下部にリフレクターなども見てとれます。
パワートレインは、1.2リットル直列4気筒+マイルドハイブリッドを搭載、高性能「スイフト スポーツ」では1.4リットル直列4気筒ターボエンジンにISG 48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせたものが予想されます。
スイフト次期型のワールドプレミアは2023年と予想され、スイフト スポーツはその6~12ヵ月後に期待できるでしょう。