アウディSQ5次期型、ダウンサイジングでも電動化で375馬力を発揮

■現行V6から直4へダウンサイジング。フロントマスクも刷新

アウディは現在、ミッドサイズ・クロスオーバーSUV「Q5」の次期型を開発中ですが、その高性能モデルとなる「SQ5」市販型プロトタイプをカメラが捉えました。

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アウディ SQ5 次期型プロトタイプ

キャッチしたプロトタイプのフロントエンドには、メッシュパターンを形成し、立体的アクセントのあるワイドグリルを装備。スリムなヘッドライトや、バンパーコーナーには曲線的デザインの垂直エアインテークが配置されています。

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アウディ SQ5 次期型プロトタイプ

側面では角張ったベルトライン、後部ではダミーのテールライトを装着。ベースモデルと差別化される、クワッドエキゾーストパイプがインストールされているのも注目です。

キャビン内も大刷新されます。自立型のデジタルインストルメントクラスターを搭載、現在の10.1インチよりはるかに大型化されたタブレットタイプのインフォテイメントディスプレイも配置されると予想され、スリムな通気孔、ミニマリストのシフター、新設計のステアリングホイールなどを装備する可能性が高いです。

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アウディ SQ5 次期型プロトタイプ

現行型パワートレインは、最高出力354ps・最大トルク500Nmを発揮する3.0リットルV型6気筒ターボチャージャーエンジンを搭載していますが、次期型では、直列4気筒にダウンサイジングされ、マイルドハイブリッドセットアップと組み合わされると噂されています。

V6継承か直4か…。どちらにしても最高出力は375ps程度まで向上しそうです。

SQ5次期型のワールドプレミアは、2023年後半から2024年前半となりそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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