■BOSEサウンドシステムとサイドパーキングセンサーを新たに採用
ホンダ・シビック タイプRと「FF最速」の座を争うルノーのメガーヌR.S.。最もハードなトロフィーは引き締まった乗り味という印象ではあるものの、現行型は速さと快適さを兼ね備えています。
2021年1月にはマイナーチェンジを受け、メガーヌR.S.にもトロフィーと同じ300PS/420Nmの高出力エンジンが搭載されたほか、アダプティブクルーズコントロールの採用や衝突被害軽減ブレーキに歩行者検知機能が備わるなど、安全装備のアップデートも盛り込まれました。
そして、2022年7月に一部改良を受け、価格も改定されています。
メーターディスプレイであるデジタルインストルメントパネルが7インチから10インチに拡大され、センターディスプレイの「マルチメディア EASY LINK(イージーリンク)タッチスクリーン」も7インチから9.3インチに拡大され、視認性や操作性の向上が図られています。
さらに、BOSEサウンドシステムとサイドパーキングセンサーが新たに備わり、高音質サウンドと安全性の向上も享受できます。
なお、一部改良前モデルは、日本の在庫がなくなり次第、販売終了となります。
シビック タイプRとFF最速の座を争うメガーヌR.S.。ライバルであっても客層は異なるでしょう。それでも新型にスイッチするライバルに対し、主に利便性の向上による迎え撃つ体勢が整えられています。
※上記写真は、一部改良前モデル(2021年3月時点)の写真です。
●価格
「メガーヌR.S. EDC」:519万円
「メガーヌR.S.トロフィー MT」:549万円
「メガーヌR.S.トロフィー EDC」:559万円
(塚田 勝弘)