■ボディサイズを拡大した迫力満点のエクステリア、スポーティなインテリアも見どころ
レクサスISは、コンパクトとミドルサイズの中間に位置するスポーティFRセダンで、2020年11月にはビッグマイナーチェンジを受け、横一文字のテールランプなどが印象的なダイナミックな姿に生まれ変わっています。2021年には、日本国内で年間1万台以上を販売したそう。
レクサスは、そのISにV型8気筒の5.0Lユニットを積む「IS500 F SPORT Performance」を設定し、2022年8月25日に発売すると明らかにしました。
「IS500 F SPORT Performance」は、従来のF SPORTパッケージの仕様に加えて、パワートレーンが強化されたパフォーマンスモデルとして「F SPORT Performance」パッケージが新型IS500として設定されることになります。
大排気量エンジンが減る中、V型8気筒の5.0Lエンジンは、最高出力354kW(481PS)・最大トルク535Nmを誇り、伸びやかで気持ちのいい加速、官能的サウンドが追求されています。
AVS(Adaptive Variable Suspension system)や電動パワーステアリング(EPS)にチューニングが施され、リヤにはヤマハ発動機製の「パフォーマンスダンパー」が追加され、多様なドライビングシーンに応じて、優れた乗り心地と操縦安定性を実現するそう。
さらにブレーキには、フロントに356mm、リヤに323mmの大径ブレーキーローターが備わり、ハイパワーに対応する制動力が確保されています。エクステリアデザインでは、大排気量のV8エンジンの存在を感じさせるフードのデザイン、専用ブラックキャリパー、4連エキゾーストマフラーなどによって迫力ある雰囲気が醸し出されています。
そのほか、IS350“F SPORT”からの変更点として、エクステリアには、フロントフェンダーパネルのデザイン変更、フロントバンパーガーニッシュのデザイン変更、リヤバンパーガーニッシュの意匠変更、専用アルミホイールの設定、ボディカラーの追加設定(チタニウムカーバイドグレー)、F SPORT Performance専用エンブレム(フロントフェンダー)などが盛り込まれています。
インテリアには、8インチTFT液晶メータ専用オープニング、スカッフプレート(フロント:“F SPORT Performance”専用ステンレス“F SPORT”ロゴ)、“F SPORT”専用ウルトラスエード(ブラック)/“F SPORT”専用L texスポーツシート(運転席ポジションメモリー/運転席・助手席ベンチレーション機能付)、“F SPORT”専用ウルトラスエード(ドアトリムアームレスト/メーターフード/フロントコンソール上部/ニーパッド フロントコンソールサイド/シフトノブ)、“F SPORT”専用ウルトラスエード/“F SPORT”専用ディンプル本革ステアリング(パドルシフト付)が用意されています。
さらに、パフォーマンスを高めるチューニング、装備として、コイルスプリング変更(ばね定数変更)、トルセンLSD(リヤディファレンシャルギヤ)が盛り込まれています。
●特別仕様車の“F SPORT Performance First Edition”は、500台限定の抽選販売
新型IS500の日本導入を記念して、特別仕様車の“F SPORT Performance First Edition”も500台限定(抽選)販売されます。抽選の申し込みは、2022年8月25日から9月15日まで販売店での受付になり、9月下旬より順次商談が開始される予定です。
また、IS500のカタログモデルの販売に関しては2022年冬以降に明らかにされる予定になっています。
特別仕様車の“F SPORT Performance First Edition”は、エクステリアに特別仕様車専用19インチ鍛造アルミホイール(BBS製マットブラック塗装)、ドアミラー(特別仕様車専用ブラック塗装)を用意。
インテリアには、特別仕様車専用アッシュ(オープンフィニッシュ/ベンガラ)+“F SPORT”専用ディンプル本革ステアリング(パドルシフト付)、特別仕様車専用オーナメントパネル(オープンフィニッシュ/ベンガラ)、特別仕様車専用シート(ブラック×ブラウンパーフォレーション/ブラウンステッチ)、“F SPORT Performance First Edition”専用プレートが備わります。
日本仕様の価格は、現時点では明らかにされていません。※上記写真は、すべて北米仕様です。
●新型IS500(プロトタイプ)のボディサイズ
全長4760×全幅1840×全高1435mm
●タイヤサイズ(F/R)
235/40R19/265/35R19
(塚田勝弘)