■新設計のV12気筒エンジンを搭載するPHEVは確定。出力は800psオーバー
ランボルギーニは現在、フラッグシップモデル「アヴェンタドール」後継モデルを開発中ですが、その最新プロトタイプに初めて大接近、ディテールが見えてきました。
アヴェンタドールは「ムルシェラゴ」後継モデルとして2011年に発売。6.5リットルV型12気筒エンジンを搭載し、最高出力700ps・最大トルク690Nmを発揮します。これまで数え切れないスペシャルモデルが発売されてきましたが、いよいよ後継モデルへバトンタッチされます。
まだ車名も確認できていないこの新型スーパーカーですが、アヴェンタドールと比較すると明らかな違いが多数見えています。
フロントエンドでは、ボンネットフードに2つのL字型のプレスラインが見えます。またLEDデイタイムランニングライトの位置が鮮明にわかり、ヘッドライトは「シアンFKP37」のようにソト縁がバンパーラインに沿っています。
さらに中央に伸びるLEDデイタイムランニングライトの一部、フロントバンパーのデザインもぼんやりと見えてきています。
側面では、内部に3つのストレーキを備える大型のエアインテークを装備、ドアのラインが異なっているほか、サイドミラーも刷新されています。
後部では、バンパーの上部にアクティブスポイラーを装着、その下には六角形のハウジングにあるクワッドエキゾーストパイプが見てとれます。バンパー下部には2つの六角形のエアアウトレットを配置、大型のディフューザー、新設計のエンジンカバーなどすべてが新しいです。
パワートレインの詳細は不明ですが、ランボルギーニは、アヴェンタドール後継モデルは新設計のV12気筒エンジンを搭載するPHEVモデルになると発表しており、そのパワーは「アヴェンタドール Ultimae」の最高出力770ps・最大トルク720Nmより強力になる可能性は高いと予想されます。
アヴェンタドール後継モデルの登場は2023年内が有力とされています。