■グリルを新設計、下部エアインテークには力強いシングルバーを配置
メルセデス・ベンツのGLA開発車両は先日もキャッチしていますが、実はボディパネルがダミーであったことが判明。今回が市販型ボディとなります。2代目となる現行型GLA(H247)は、2020年に登場したばかりのニューモデルですが、早くも大幅改良に着手されています。
捉えたプロドライブは、台形だったグリルのアウトラインを刷新、より楕円形に新設計されていることがわかります。また下部エアインテークには力強いシングルバーが新たに配置されています。
後部では、LEDテールライトを完全にガード、内部グラフィックがリフレッシュされることが濃厚なほか、下部バンパーのエキゾーストパイプをつなぐ金属ストリップが装着されているのも新しいです。ただし、これらの変更はグリルを除いてグレード違いを示唆している可能性もあるでしょう。
内部では、新しいステアリングホイールやインフォテインメントスクリーンベゼルなどがアップデートされるほか、最新のMBUXソフトウェアも実行されるはずです。
メルセデス・ベンツは先日、Aクラス/Bクラスを2025年に廃止、EVや高級モデルを中心にシフトしていく計画を発表しました。CLAは残ると伝えられていますが、2025年にCLAも廃止になる可能性があることがわかりました。
現段階では存続が濃厚といえるGLAとGLBですが、今後の展開次第ではこのフェイスリフトが最後のモデルとなることも否定できないでしょう。
パワートレインは、最高出力150psを発揮する2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボエンジン、最高出力224psを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボエンジン、システム合計218psを発揮するプラグインハイブリッドなどがキャリーオーバーされる見込みです。
GLA改良新型のデビューは、2024年と予想されています。