BMWが「S68」エンジンを電動化。X5 M50i後継モデルの超絶パフォーマンスとは?

■4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンにマイルドハイブリッドテクノロジー導入

BMWは現在、ミッドサイズ・クロスオーバーSUV「X5」改良型を開発していますが、そのパフォーマンスモデルとなる「X5 M60i」市販型プロトタイプをカメラが捉えました。

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BMW X5 M60i 市販型プロトタイプ

現行型X5(G05型)は2019年に発売。これが初の大幅改良となります。

捉えたプロトタイプは、スリムでダイヤモンド型のキドニーグリルを備えるピュアMモデルと異なり、通常のX5で使用されるグリル形状を保っている様子がうかがえます。ただし、メッシュカモフラージュが施されていることから、ベースモデルから際立たせるグリルベーン処理がなされることを示唆しています。

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BMW X5 M60i 市販型プロトタイプ

またヘッドライトはスリムになっており、上部にLEDデイタイムランニングライトを配置していますが、X7のような上下二段のスプリットデザインは見送られているようです。後部では、テールライトのグラフィックやバンパーを新設計、クワッドエキゾーストパイプがインストールされています。

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BMW X5 M60i 市販型プロトタイプ

キャビン内では、最新の「iDrive8」ソフトウェアを搭載した大型タッチスクリーンを組み込むワイドスクリーンデジタルダッシュボードディスプレイを装備するでしょう。

パワートレインは、4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンに48Vマイルドハイブリッドテクノロジーを採用、最高出力530psを発揮、「X5Mコンペティション」では最高出力620psへ向上します。

X5Mパフォーマンス改良型の車名ですが、「X7 M50i」が改良型で「M60i」へアップグレードされたことを考慮すれば、X5でも同車名が与えられる可能性が高いと思われます。

X5改良型のワールドプレミアは2022年内と予想、Mパフォーマンスが同時発表となるのか、遅れて2023年以降になるかは不明です。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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