■日産「タウンスター」や、メルセデス・ベンツ「シタン」とは兄弟モデル
ルノーのMPV『カングー』の派生商用バン『カングー コンビスペース』に、より大型の7人乗りバージョンが発売されることが確定。その市販型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
第3世代となる現行型カングーは2021年に発売されたばかりの新型モデルで、日産「タウンスター」や、メルセデス・ベンツ「シタン」とは兄弟モデルとなっています。
現在は5人乗りのMPVとして発売されていますが、7人乗りは、より実用性を高めた上級モデルとして期待されます。
市販型では、5人乗り同様にフロントドアとリアスライドドアを備えています。しかし、ホイールベースのストレッチにより、3列目のシートをカーゴエリアにすることも可能です。
5人乗りバンでは最大3,500リットルの積載スペースを提供しているので、後部2列が折りたたまれれば、かなりの空間が出現することになります。
パワートレインは、5人乗りのカングーのものを広く反映している可能性があり、1.3リッターの4気筒ターボ付きガソリン、または1.5リッターのディーゼルエンジンを選択できます。最高出力は100ps、130psのガソリンエンジンと、75psから115psの範囲の3つのディーゼルエンジンからセレクト可能です。
また近い将来、フルエレクトリックも設定される可能性が高いといいます。