■市販型はレクサスブランドで販売?
トヨタは東京オートサロン2022にて、スーパースポーツ「GR GT3コンセプト」を初公開、既存モデルをベースにしていないピュアスポーツカーに世界が注目しましたが、その市販型と思われる特許画像が流出しました。
GR GT3コンセプトは、エクステリアデザインと、全長4590mm、全幅2040mm、全高1140mm、ホイールベース2725mmというボディサイズのみがアナウンスされていますが、そのボディシルエットからミッドシップが予想されます。
スウェーデンのエージェント経由で入手した特許画像ですが、最大の注目は巨大リアウィングの排除でしょう。代わって統合されたダックテールスポイラーが装着されており、市販型の可能性がありそうです。
ウィングレスを除けば、レーシングホイール、最低地上高、サイドマウントエキゾーストパイプ、フロントフェンダーエアベント、際立つスプリッターやフロントバンパーのカナード、そして後部にディフューザーを備えた超ロースタンスを維持しているようです。
また長いボンネットには大きなベントを配置、車体右のBピラーには燃料キャップが見てとれます。シャープで鋭いヘッドライトは、スリムなグリルと融合、全幅のLEDテールライトは、リアバンパーの大きな開口部にうまく統合されています。
GR GT3が発売されれば、スープラの上位に位置するフラッグシップスポーツカーとなることが予想されますが、3千万円以上も予想されており、価格帯を考慮するとレクサスブランドから発売される可能性もありそうです。
またコンセプトが発表されたとき、そのシルエットがマツダ「RX-Vision GT3コンセプト」と酷似していると話題になっており、市販型では噂のマツダ「RX-9」とのコラボレーションも可能性がゼロとは言い切れないでしょう。
話題の尽きないGR GT3ですが、その市販型を見ることができるのは2024年以降となりそうです。
(APOLLO)