ダイハツがコペンをつくり続けると宣言し、20周年記念特別仕様車の受注を開始

■本革製のアイボリー専用スポーツシートなど多くの特別装備を用意

ホンダS660の販売終了により、軽唯一の2シーターオープンとなったダイハツコペン。2022年6月で初代発売から20年を迎えました。

ダイハツ・コペン
20周年を迎えたダイハツ・コペン

初代コペンは、2002年6月に「ACTIVE TOP COMPACTOPEN」をコンセプトに掲げて登場。2014年に外板の着せ替えコンセプトが採用された、現行型の2代目にスイッチしています。

ダイハツ・コペン
「COPEN 20th Anniversary Edition」のエクステリア

ミッドシップのS660と走りで比較されることも多かったコペン。GR SPORTも加わり、ハードな乗り心地でありながらもスポーツカーらしいダイナミックな走りも楽しめます。

ダイハツは、20年間愛されてきたことに感謝しながら、今後も軽自動車の可能性と走る楽しさを伝えるべく、コペンを作り続けると宣言しています。

ダイハツ・コペン
特別装備の本革製スポーツシート

そうした熱い想いの一環として、2022年9月に発売予定の特別仕様車(2022年9月発売予定で、発売時における仕様は一部異なる場合があるそう)が披露されました。

この20周年記念特別仕様車は、1,000台限定生産。2022年6月20日(月)より先行受注が開始されています。

ダイハツ・コペン
20周年記念バッジ

丸目のヘッドランプが初代を想起させる「セロ」をベースに、職人が手作りでつくり上げられるコペンの上質さを際立たせる特別装備として、2代目に初めて本革製のスポーツシートを用意。

自然の中で美しく映える、アイボリーの内装色とシートのコーディネートに加えて、20周年の記念エンブレムとシリアルナンバー入りのスカッフプレートにより特別感が醸し出されています。

同特別仕様車の装備一覧は、下記のとおりです。

【コペン20周年記念特別仕様車】
●20周年記念特別仕様車専用 MOMO製本革巻きステアリング(メッキオーナメントシルバー加飾/アイボリー加飾付/7速スーパーアクティブシフト付CVT車はパドルシフト付)
●20周年記念特別仕様車専用 自発光式3眼メーター(シルバーリング付・ブラック盤面[コペンロゴ付]・針赤)
●20周年記念特別仕様車専用 本革巻きシフトノブ(7速スーパーアクティブシフト付CVT車はマニュアルモード付)
●20周年記念特別仕様車専用 アイボリーインパネガーニッシュ(20周年エンブレム付)
●20周年記念特別仕様車専用 スポーツシート(本革製・アイボリー[コペンロゴ入り])
●BBS製鍛造16インチアルミホイール(コペン専用デザイン)
●20周年記念特別仕様車専用 Bi-Angle LEDヘッドランプ(LEDヘッドランプクリアランスランプ・オートライト付・ブラックエクステンション加飾)
●20周年記念特別仕様車専用 エンブレム(フロントダイハツマーク/リヤ20周年記念ロゴ・専用車名ロゴ)
●20周年記念特別仕様車専用 メッキアウターハンドル
●20周年記念特別仕様車専用 ドアトリム(合成皮革製インサート・アイボリー)
●20周年記念特別仕様車専用 スカッフプレート(運転席側シリアルナンバー入り)
●20周年記念特別仕様車専用補強(フロントブレース)
●メッキインナードアハンドル/メッキパーキングブレーキボタン/メッキエアコンレジスターノブ
●フロントスーパーLSD(5MT車のみ)

なお、トランスミッションは、7速スーパーアクティブシフト付CVT車、5MT車の両方が設定されます。価格は現時点では特設サイトも含めて明らかにされていません。

塚田 勝弘

【関連リンク】

ダイハツ・コペン20周年記念スペシャルサイト
https://copen.jp/20th_anniversary

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この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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