■ワゴンモデル最速7分35秒060でメルセデスAMG「E63Sステーションワゴン」を抜き去る
BMWはハードコアモデル「M3セダン」の派生モデルとなる「M3ツーリング」発表直前ですが、正式発表前に衝撃ニュースが入りました。
オンボード映像とともに発表されたのは、M3ツーリングがニュルブルクリンク・ノルドシェライフェにおいて、ワゴンモデル最速レコードとなる7分35秒060を叩き出したというものです。
これまでの最速はメルセデAMG「E63Sステーションワゴン」の7分45秒でしたが、その記録を大幅に塗り替え、新王者の誕生となりました。
M3ツーリングは公式デビューしておらず、パワートレインの詳細は明かされていませんが、セダンの3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを流用、最高出力503ps、最大トルク650Nmを発揮すると見られます。
キャビン内では、3シリーズ改良新型と共有する「BMWカーブドディスプレイ」を搭載、12.3インチのインフォテインメントディスプレイと、14.9インチのコントロールディスプレイを配置、「iDrive8」をインストールしているはずです。
M3ツーリングの正式デビューは、6月23日の「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」に決定しており、「M4 CSL」と同時発表が予定されています。