除雪機なのに発売は2022年夏?ホンダの大型除雪機「HSL2511」が一部改良で安全性を向上

■圧倒的な除雪力、抜群の使いやすさを両立し、「歩行型除雪機安全規格」にも適合

ホンダは、大型除雪機の「HSL2511」を一部改良し、このほど全国のHondaパワープロダクツ・除雪機取扱店で受注を開始しています。発売は2022年夏の予定です。一般にスタッドレスタイヤの新型も夏に発売される事が多く、東京など降雪地でない場所では突然の雪の便りにスタッドレスを思い浮かべる人が多くても、確実にそうした商品が必要な場所での冬シーズンに向けた商品は勝負の夏、となるのが通例。アパレル業界もそんな感じでしょうか。

ホンダ 大型除雪機
ホンダの大型除雪機「HSL2511」が一部改良を実施

大型除雪機の「HSL2511」は、電子制御燃料噴射装置(Fuel Injection)が採用されたエンジンが搭載されていて、始動しやすく、メンテナンス性に優れ、高い燃費性能を誇ります。

同社独自のオーガ操作支援機能「スマートオーガシステム」の採用もトピックス。同システムは、JRGタイプに搭載されていて、加速度センサーで機体の姿勢変化を検知。3つのオーガ操作機能(オーガアシスト、オーガリフト、オーガリセット)により除雪作業をサポートするもので、圧倒的な除雪力、抜群の使いやすさを両立しているそう。

ホンダ 大型除雪機
扱いやすさと高い除雪力が特徴

今回の一部改良では、作業者が除雪機と雪壁や建物などとの間に挟まれた際、脱出を支援する非常停止装置「後進ストップ装置」の「後進ストップレバー」が従来のハンドル上部に加えて、下部にも追加されています。除雪機の後進中にレバーを押すことで速度を減速、停止させ、さらに押し続けることで微速前進に自動で切り替わる機構。立位作業時だけでなく、万が一の転倒時も想定された設計になり、安全性が高まっています。

ホンダ 大型除雪機
大型除雪機の「HSL2511(JRG)」

同仕様を含めて新型「HSL2511」は、「歩行型除雪機安全規格」に適合しています。なお、「歩行型除雪機安全規格」とは、日本で歩行型ロータリー除雪機を製造、販売する各社が加盟する業界団体「除雪機安全協議会」によって策定された、除雪機による事故を防止するための自主規格。規格に適合した歩行型ロータリー除雪機には、「SSS(Snowthrowers-Safety-Standard)」マークが貼付されています。

ホンダの除雪機シリーズは、雪を押して集めて除雪するブレードタイプに加え、雪を砕いて飛ばすロータリータイプで小型から大型モデルまで揃えるなど、積雪量や雪質、用途に応じた多彩なラインナップとなっています。

ホンダ 大型除雪機
後進ストップレバー(下部) 。(写真は別売のウエイト別売装着時)

また、扱いやすくパワフルな除雪を実現するハイブリッド機構やクロスオーガなどの独自技術は、多くのユーザーから支持を集めているそうです。なお、すべてのホンダ製の除雪機は、先述した「歩行型除雪機安全規格」に適合していて、安心して除雪ができるようになっています。

●サイズ
・「HSL2511(JR)」:全長2415×全幅1100×全高2000mm
・「HSL2511(JRG)」:全長2455×全幅1100×全高2060mm

●価格
・「HSL2511(JR)」:172万7000円
・「HSL2511(JRG)」:185万9000円

塚田 勝弘

この記事の著者

塚田勝弘

塚田勝弘 近影
1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。クルマ、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。