アウディA3初のハイライディングモデルのプロトタイプがニュルに出現

■A3とコンパクトSUV「Q3」の間に位置するモデルに

アウディが「A3」に設定すると見られるハイライディングモデル市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。

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アウディ A3 オールストリート 開発車両

A3は1996年に登場して以来、「セダン」や高性能モデル「S」「RS」などを設定してきましたが、ハイライディングモデルは初となります。

VWが開発したMQBプラットフォームを採用し、A3とコンパクトSUV『Q3』の間に位置するモデルとなりそうです。

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アウディ A3 オールストリート 開発車両

ニュルブルクリンクで捉えたプロトタイプは、フェンダーにタックを追加、バンパーとサイドシル、フロントグリルのデザインを新設計し、ルーフレールを装備、ボディをリフトアップしています。

市販型ではA3より最低地上高が40mm程度アップするとみられます。

これまで、A3ハイライディングモデルには「オールロード」の車名が予想されていましたが、先日「A1 シティカーバー」が「オールストリート」へ車名変更されており、A3にも同車名が与えられる可能性が高くなりました。

その場合、AWDクワトロシステムは搭載されず、FWDとなるはずですが、クワトロシステムはオプションで提供される可能性もありそうです。

以前捉えたプロトタイプではフロント左フェンダーに充電ポートを持っていましたが、このプロトタイプには見当たらず、内燃機関モデルと思われます。

おそらく、オールストリートでは、A3同様にさまざまなエンジンオプションがラインアップされると予想できるでしょう。

A3オールストリートのワールドプレミアは、カモフラージュの状態からも2022年後半と予想されます。

 (APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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