■カーボンファイバースポイラー、垂直エアカーテンなど装備
BMWは現在、『M3』のハードコアモデルとなる「M3 CS」を開発していますが、その最新プロトタイプを捉えるとともに、内部に迫りました。
BMW高性能部門「M」は今年複数のモデルを発売予定ですが、その1台とみられるのが「M3 CS」です。ニュルブルクリンクサーキット周辺で駐車中を捉えたプロトタイプの横には、同じく開発中の「M4 CSL」が並んでいます。
ご覧のとおり、2台はフロントエンドデザインを共有し、専用の巨大グリル、専用のヘッドライト、ほぼすべての吸気口、スポーティなカーボンファイバースポイラー、垂直エアカーテンなどが確認できます。
後部ではカモフラージュがほとんどなく、アグレッシブなディフューザー、クワッドエキゾーストパイプなどが見てとれます。
キャビン内では、最新の「iDrive8」インフォテイメントソフトウェアとダッシュマウントディスプレイスクリーンを配置。
リアクォーターウィンドウは、BMWがそこに何かを隠していることを示唆していますが、後部座席にヘッドレストを備えているようにも見え、当初噂されていた2シーターはオプション設定となる可能性もありそうです。
心臓部には、3.0リットル直列6気筒ツインターボガソリンエンジンを搭載、オートマチックギアボックスと組み合わされ、最高出力は540ps発揮。全輪駆動「M xDrive」システムを備えるはずです。
最新の情報によると、M3 CS新型は2023年3月に生産を開始するようです。ワールドプレミアの時期は不明ですが、生産開始直前に行なわれると予想されます。