BMW M3に「CS」設定へ。2シーターの可能性は?

■カーボンファイバースポイラー、垂直エアカーテンなど装備

BMWは現在、『M3』のハードコアモデルとなる「M3 CS」を開発していますが、その最新プロトタイプを捉えるとともに、内部に迫りました。

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BMW M3 CS 市販型プロトタイプ

BMW高性能部門「M」は今年複数のモデルを発売予定ですが、その1台とみられるのが「M3 CS」です。ニュルブルクリンクサーキット周辺で駐車中を捉えたプロトタイプの横には、同じく開発中の「M4 CSL」が並んでいます。

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BMW M3 CS 市販型プロトタイプ

ご覧のとおり、2台はフロントエンドデザインを共有し、専用の巨大グリル、専用のヘッドライト、ほぼすべての吸気口、スポーティなカーボンファイバースポイラー、垂直エアカーテンなどが確認できます。

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BMW M3 CS 市販型プロトタイプ

後部ではカモフラージュがほとんどなく、アグレッシブなディフューザー、クワッドエキゾーストパイプなどが見てとれます。

キャビン内では、最新の「iDrive8」インフォテイメントソフトウェアとダッシュマウントディスプレイスクリーンを配置。

リアクォーターウィンドウは、BMWがそこに何かを隠していることを示唆していますが、後部座席にヘッドレストを備えているようにも見え、当初噂されていた2シーターはオプション設定となる可能性もありそうです。

心臓部には、3.0リットル直列6気筒ツインターボガソリンエンジンを搭載、オートマチックギアボックスと組み合わされ、最高出力は540ps発揮。全輪駆動「M xDrive」システムを備えるはずです。

最新の情報によると、M3 CS新型は2023年3月に生産を開始するようです。ワールドプレミアの時期は不明ですが、生産開始直前に行なわれると予想されます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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