ランドローバー・ ディフェンダー、第3のボディタイプ「130」が開発中

■全長は「110」より13.4インチ(340mm)長い200.8インチ(5,100mm)

ランドローバーのクロスカントリーモデル「ディフェンダー」に新設定される「ディフェンダー130」市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。

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ランドローバー ディフェンダー 130 開発車両

現在ディフェンダーには、3ドア・ショートホイールベースの「ディフェンダー90」と5ドア・ロングホイールベースの「ディフェンダー110」がラインアップされており、130は第3のボディタイプとなります。

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ランドローバー ディフェンダー 130 開発車両

捉えたプロトタイプは追加モデルということもあり、比較的カモフラージュは軽いです。

一見してロングボディとわかりますが、実はホイールベースが110と同じだといいます。代わりにその余分の長さは、フルサイズの3列目シートに対する延長されたリアオーバーハングに反映、全長は「110」より13.4インチ(340mm)長い200.8インチ(5,100mm)に達します。

110でもオプションにより3列目のシートが提供されますが、大人が余裕を持って座るには、若干タイト感は否めません。

プロトタイプのエクステリアを見てみると、ヘッドライト、バンパー、後部ではリフレクターの配置まで110のコピーのように見えます。デュアルエキゾーストパイプも同じ位置にありますが、生産仕様のコンポーネントではないこともわかります。

パワートレインは、最高出力300ps・最大トルク400Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジン、最高出力400ps・最大トルク550Nmを発揮する3.0リットル直列6気筒+マイルドハイブリッドエンジンなどが110から流用されると思われますが、最高出力525ps・最大トルク846Nmを発揮する、5.0リットルV型8気筒スーパーチャージャーエンジンは現段階で確認されていません。

130のワールドプレミアですが、ジャガー・ランドローバーCFOであるエイドリアン・マーデル氏は昨年の2021年3月、130を今後18ヶ月以内に発表すると語っていたことから、おそらく2022年8月までに行われる可能性が高いと思われます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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