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■大型5モデルにニューカラーを設定した2023年型が登場
英国のバイクメーカー「トライアンフ」を扱うトライアンフモーターサイクルズジャパンは、ネイキッドモデル「ロードスター」シリーズと世界最大排気量2500ccエンジンを搭載する「ロケット3」シリーズに、それぞれ新色を追加した2023年モデルを発表しました。
ロードスターのラインアップである「スピードトリプル1200RS」「ストリートトリプルRS」「トライデント660」の3モデルをはじめ、「ロケット3R」や「ロケット3GT」にも刺激的で洗練されたカラーリングが導入されました。
●スピードトリプル1200RS
トライアンフのロードスターは、迫力ある3気筒エンジンを搭載し、ハイパフォーマンスを追求しながらも、街乗りでの楽しさも両立したネイキッドバイクのシリーズ。
なかでも、シリーズの代名詞ともいえる「スピードトリプル1200RS」は、最もパワフルな動力性能や革新的なハンドリングを持ち、トライアンフのネイキッド史上最強のパフォーマンスを誇るモデルです。
エンジンには1160cc・水冷並列3気筒を採用。最高出力180ps(132.4kW)/1万750rpm・最大トルク125Nm/9000rpmを発揮します。
その2023年モデルでは、新色の「マットバハオレンジ」が登場。タンク、サイドパネル、ヘッドライトフィニッシャー、リヤボディ、シートカウル、ベリーパンなどに印象的でダイナミックなマットバハオレンジを採用した仕様で、カーボンファイバー製のフロントマッドガードなどと相まって、よりスポーティさを演出します。
なお、従来からの「マットシルバーアイス」と「サファイアブラック」も継続販売。全3色で展開します。価格(税込み)は203万円〜207万5000円です。
●ストリートトリプルRS
765cc・水冷並列3気筒エンジンを搭載するのが「ストリートトリプルRS」。その2023年モデルでは、ニューカラーの「カーボンブラック」を設定しています。
新色のカーボンブラックは、タンク、フロントマッドガード、フライスクリーン、サイドパネル、リアボディ、シートカウル、ベリーパン、ラジエターガードなどに配色。
ホイールなどにはブロンズカラーも施すことで、スポーティな中にも高級感溢れる雰囲気を演出しています。
価格(税込み)は146万5000円です。
●トライデント660
スポーティでスタイリッシュなルックスと、660ccの3気筒エンジンなどによるキビキビした走りが魅力の「トライデント660」。
その2023年モデルでは、新色に「マットバハオレンジ&マットストームグレー」を設定。タンクとフロントマッドガードなどにマットバハオレンジ、燃料タンクのTriumphロゴなどにはマットストームグレーを配色し、大胆でエキサイティングな雰囲気を醸し出します。
カラーはほかにも、「サファイアブラック」「マットジェットブラック&シルバーアイス」「シルバーアイス&ディアブロレッド」を用意。全4色で展開します。
価格(税込み)は99万3000円です。
●ロケット3R/ロケット3GT
2458ccという大排気量の水冷3気筒エンジンを搭載し、最高出力167ps(123kW)ものパワーや最大221Nmの強大なトルクにより、圧倒的な加速力を発揮するマッスルなクルーザーモデルが「ロケット3」シリーズ。
ラインアップには、スポーティな「ロケット3R」とツーリング性能を高めた「ロケット3GT」などを用意します。
ロケット3Rの2023年モデルでは、新色として「マットシルバーアイス」を設定。燃料タンク、フロントマッドガード、リアボディなど、各部に配色された新色は、ロケット3Rのフォルムをよりマッシブにすることに貢献します。
ほかにも、「シルバーアイス&クランベリーレッド」や「ファントムブラック」も用意し、全3色で展開。価格(税込み)は278万円〜284万円です。
また、ロケット3GTの2023年モデルには、新色として2つのカラーが設定されます。「カーニバルレッド&サファイアブラック」仕様では、赤いボディカラーをベースに、燃料タンクなどにブラックやシルバーのラインを施し、より洗練された雰囲気を演出。
さらに、単色のブラックで統一され、シンプルながら存在感満点の「サファイアブラック」仕様も用意されます。
価格(税込み)は285万円〜291万円です。
(文:平塚 直樹)