国際看護の日/日産と三菱がアライアンス覚書を締結/三菱スキッパーがデビュー【今日は何の日?5月12日】

■近代看護の基礎を築いたナイチンゲールが生まれる

5月12日は、「国際看護の日」および「ナイチンゲールデー」です。クリミア戦争で負傷兵たちへ献身的な看護をした英国のナイチンゲールの誕生日にちなみます。功績はこれだけでなく、その後の医療衛生活動や統計に基づく医療衛生環境の改革を率先して行ったという偉大な業績もあるのです。新型コロナがまだまだ収束してない日々ですが、現場で頑張っている看護師の皆さんに、とにかく感謝ですね。

5月12日には、タレントの大久保佳代子と渡辺徹、ミュージシャンの奥田民生、女優の余貴美子と風吹ジュン、作家の武者小路実篤、米女優のキャサリン・ヘップバーンなどが生まれています。

さて、クルマ界の今日は何があったのでしょうか?

●日産と三菱がアライアンスに関する覚書を締結、三菱が日産の傘下に

日産と三菱がアライアンスに関する覚書を締結(当時のゴーンCEOと益子CEO))
日産と三菱がアライアンスに関する覚書を締結(当時のゴーンCEOと益子CEO)

2016(平成28)年5月12日、日産自動車カルロス・ゴーンCEOと三菱自動車の益子修CEOは、両社が戦略的アライアンスに関する覚書を締結したことを発表しました。内容は、日産が三菱の発行済み株式の34%を2370億円で取得して、三菱の筆頭株主(三菱が日産の傘下)になるというものです。

このアライアンスは、それまで5年にわたり協力関係を続けてきた両社のパートナーシップの更なる発展を目的とした提携であるという説明がありました。このアライアンスには唐突感がありましたが、早急に進んだのは当時燃費不正問題によって三菱が苦境に立たされていたという背景がありました。資本提携によって、購買やプラットフォームの共用化、新技術の開発分担、生産拠点の共用、成長市場での取組みなど、多方面で協力することも同意。2019年にゴーンCEOが会社法違反などで逮捕されてCEOの座から追放されるというアクシデントがありましたが、現在は両社のアライアンスによるシナジー効果が徐々に出始めているようです。

●大胆なスタイリングと走りが際立った三菱のミニカ・スキッパーがデビュー

1971(昭和46)年5月12日、三菱自動車から「ミニカ・スキッパー」がデビューしました。スキッパーは「ミニカ70」をベースにしたクーペ。三菱の名車「ギャランGTO」をスケールダウンしたようなスタイリングが特徴でした。現在の居住性重視の背の高いボクシーな軽ではなく、当時は高性能で個性的なスペシャリティ軽自動車が人気の時代でした。

1971年にデビューしたミニカ・スッキパー (C)Creative Commons
1971年にデビューしたミニカ・スキッパー (C)Creative Commons
ミニカ・スキッパーのサイドビュー。ギャランGTOをスケールダウンしたようなスタイリング
ミニカ・スキッパーのサイドビュー。ギャランGTOをスケールダウンしたようなスタイリング (C)Creative Commons

スキッパーは、当時流行のファストバック&カットオフテールを採用。リアエンドを大胆に切り落として、ガラスハッチとリアコンビネーションランプの間にスモークウィンドウを設けて、スポーティさをアピールしました。パワートレインは360cc 直2気筒の2ストロークエンジンと4速MTの組み合わせで、駆動方式はエンジン縦置きのFR。エンジンはミニカ70用にSUツインキャブを装備してチューニングを施し、最高出力38PS/最大トルク3.9kgmを発揮し、最高速度は100km/hを超えました。

ミニカ・スキッパーのリアビュー。ガラスハッチとリアコンビランプの間に設けたスモークウィンドウが特徴 (C)Creative Commons
ミニカ・スキッパーのリアビュー。ガラスハッチとリアコンビランプの間に設けたスモークウィンドウが特徴 (C)Creative Commons

当時は、1967年に登場したホンダのN360が火付け役となり、リッター100PSを超えるような軽がしのぎを削っていました。ホンダZやダイハツのフェローMAXに続いて登場したスキッパーは、その中でも個性が際立った1台でした。

スキッパーのようなスタイリッシュな軽自動車は、今も、そして今後も、絶対に現れないでしょうね。

毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかも知れません。

Mr.ソラン