■5月20日デビュー決定! アグレッシブなデザインがうっすらと確認
BMWは現在、ハードコア2ドアクーペ「M4」をベースとした最強モデル「M4 CSL」を開発していますが、そのティザーイメージが公式リリースされました。
「Coupe Sport Lightweigh」を略した「CSL」は、BMW Mの2ドアクーペの頂点に位置するモデルとして受け継がれています。
公開されたティザーイメージのフロントエンドには、新デザインのLEDデイタイムランニングライト、ベースモデルから追加された開口部、スプリッターなどアグレッシブなデザインがうっすらと確認できます。
後部では、トランクリッドから突き出た大型スポイラーやLEDテールライトのグラフィックが見てとれます。また暗くて確認できませんが、バンパー下部にはクワッドエキゾーストパイプが配置されているはずです。
市販型の内部は不明ですが、これまでのスパイショットからは、より多くのカーボンファイバーで強化された軽量バケットシートを見ることができたほか、後部座席が排除された完全な2シーターであることも予想されています。
パワートレインは、3.0リットル直列6気筒エンジンを搭載。「M4コンペティション」では最高出力503ps、最大トルク650Nmを発揮しますが、M4 CSLでは550pと予想され、オートマチックトランスミッションが組み合わされます。
しかしもっとも重要なのが、M4 CSLがベースモデルM4より大幅に軽量化されることです。後輪駆動によるボディワークの軽量化と後部座席の削除により、220ポンド(100kg)以上の軽量化が実現すると思われ、この軽量化とハイスペックにより、並外れたパフォーマンスが期待できるでしょう。
M4 CSLは1,000台の限定販売になると予想され、CSLの後には、それほど多くの軽量コンポーネントを持たない「M4 CS」も計画されています。
正式デビューは、5月20日、イタリア・コモ湖畔で毎年開催される「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステ」で予定されています。