新しいデイタイム・ランニング・ライトを装着。BMWクーペSUV「X6」の内部には「iDrive8」を搭載

■「く」の字型DRLを備えるよりスリムなヘッドライトを確認

BMWは現在、ミッドサイズ・クロスオーバークーペSUV「X6」改良型を開発していますが、その最新プロトタイプにカメラが迫りました。

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BMW X6 改良型プロトタイプ

捉えたプロトタイプは、キドニーグリルをカモフラージュしています。しかし、改良型に装備される新LEDデイタイム・ランニング・ライト(DRL)を初めて装備、ヘッドライトのアウトラインはよりスリムに新設計されている様子が伺えます。

またその下の領域がカバーされており、コーナーエアインテークを含むバンパーが刷新されることが濃厚です。

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BMW X6 改良型プロトタイプ

後部ではLEDテールライトのグラフィックをリフレッシュ、バンパーには左右に共通のセンターディバイダー(仕切り)がある、デュアルエキゾーストパイプのペアがインストールされています。

キャビン内では「iDrive8」ソフトウェアを搭載する2つのデジタルスクリーンを装備。湾曲ディスプレイユニットの1つは14.9インチのインフォテイメントシステム用で、もう1つは12.3インチのデジタルインストルメントクラスタであると思われます。

パワートレインは、最高出力265psを発揮する3.0リットルV型6気筒ディーゼルターボエンジンをはじめ、最高出力530ps・最大トルク750Nmを発揮する強力な4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンなどがキャリオーバーされる見込みです。

さらに「X5 xDrive 45e」と同様のプラグインハイブリッドが追加設定される可能性があるほか、「iX5ハイドロゲン」をベースとした水素燃料電池のバリエーションも噂されています。

X6改良型の正確なデビュー日は不明ですが、X5が2022年後半、その後X6がワールドプレミアされる予定となっています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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