新しい長さの単位メートル制定/鉄腕アトムの誕生日/ルノー日産とダイムラーが戦略的提携を発表!【今日は何の日?4月7日】

■フランスでメートル法が制定される

1795年4月7日、フランスで新しい長さの単位として「メートル」が制定されました。フランスでは地方によって長さの単位が異なっていたので、統一する必要があったのです。1メートルは、地球を南北に1周する子午線の長さの1/4(赤道から北極までの長さ)の1000万分の1です。ちなみに、日本でメートルを使うことが法律で定められたのは、1921年のことです。

さて、4月7日には、俳優の玉山鉄二、サッカーの西野朗、ビタミンを発見した鈴木梅太郎、俳優のジャッキー・チェン、米国ジャズシンガーのビリー・ホリデイ、米映画監督のフランシス・コッポラなどが生まれています。本日紹介するのは、手塚治虫が生んだ名キャラクター、鉄腕アトムです。彼も今日が「誕生日」なのです。

●手塚治虫の傑作「鉄腕アトム」は2003年4月7日に誕生

鉄腕アトム (C)Creative Commons
千代田区のマンホールに描かれた鉄腕アトム (C)Creative Commons

日本の漫画界に多大の影響を与えた手塚治虫の「鉄腕アトム」が少年雑誌「少年」で連載が始まったのは、今からちょうど70年前の1952(昭和27)年4月7日のこと。この中で、アトムは2003年の4月7日に天満博士によって作られたことになっています。

手塚治虫(1951年)(C)Creative Commons
手塚治虫(1951年)(C)Creative Commons

鉄腕アトムは、「どんな計算も1秒でできる知能」「60ヶ国語を話せる人工声帯」「1000倍の聴力」「サーチライトの目」「10万馬力のモーター駆動」「足にはジェットエンジン」「鼻はアンテナ」と、とんでもない能力を持つ正義の味方のロボットです。

日本のロボット技術は世界トップクラスですが、ロボット技術者の中には小さい頃に鉄腕アトムに憧れてロボット技術者になることを目指した人も多く、「鉄腕アトム」の貢献が大きいと言われています。1952年頃に、50年後の2003年の世界を忠実に予想して描くとは、手塚治虫はやはり凄いですね。

さて、クルマ界の今日は何があったのでしょうか?

●ルノー・日産アライアンスとダイムラーが提携!

2010(平成22)年4月7日、ルノー・日産アライアンスとダイムラーAG(現メルセデス・ベンツ・グループ)が戦略的提携を発表しました。当時の日産ルノーの会長であったカルロス・ゴーンが主導し、ルノー・日産がダイムラーの株式を3.1%、ダイムラーがルノーおよび日産の株をそれぞれ3.1%保有。ルノー・日産アライアンスは、ダイムラーとの提携によってさらなるシナジー効果を狙ったのでした。

2010年ルノー・日産とダイムラーが提携
2010年ルノー・日産とダイムラーが提携

具体的には、小型車の共同開発、パワートレインの共有化、小型商用車での連携などを計画し、当初はメキシコでの合弁工場の建設やエンジンの相互供給などで協力関係を構築していました。しかし2016年に三菱自動車が日産の傘下となり、ルノー・日産・三菱の新たなアライアンスができたこともあり、計画していた小型車やピックアップトラックの共同開発が中止になるなどして、提携関係は徐々に薄れていきました。

2022年登場のルノー・アルカナ
2022年に日本で発売されたルノー・アルカナ
2019年登場の日産スカイライン
2019年登場の日産スカイライン

結局、2021年にルノー・日産、ダイムラーとも資本提携を継続する必要なしと判断、互いの持ち株を売却することで提携関係は解消しました。

1990年以降、メーカー再資本提携再編の動きが加速して、メーカー間でいろいろな動きがありました。新しいところでは、2021年にFCAとPSAが合併してステランティスが誕生しましたが、今後も“くっついたり、離れたり”があるかもしれませんね。

毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかも知れません。

Mr.ソラン

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Mr. ソラン

某自動車メーカーで30年以上、自動車の研究開発に携わってきた経験を持ち、古い技術から最新の技術までをやさしく解説することをモットーに執筆中。もともとはエンジン屋で、失敗や挫折を繰り返しながら、さまざまなエンジンの開発にチャレンジしてきました。
EVや燃料電池の開発が加速する一方で、内燃機関の熱効率はどこまで上げられるのか、まだまだ頑張れるはず、と考えて日々精進しています。夢は、好きな車で、大好きなワンコと一緒に、日本中の世界遺産を見て回ることです。
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