■スピンドルグリルが目を惹くレクサスらしいフロントマスク
レクサスは、2035年までに全モデルのバッテリーEV化を掲げています。2021年12月14日に開催された「BEV(電気自動車)戦略に関する説明会」では、レクサス初の専用バッテリーEVモデルとして「RZ」を送り出すとアナウンスされていました。
同説明会で、レクサスの佐藤恒治Presidentは、レクサスが目指す電動化の取り組みを「Lexus Electrified(電化)」と呼んでいて、「電動化技術によりクルマの可能性を最大限引き出すこと」が同ブランドにとっての電動化を位置づけています。
具体的には、モーターが生み出すリニアな加減速、ブレーキのフィーリング、そして気持ちのいいハンドリングを組み合わせることで、運転そのものの楽しさを追求。レクサスらしい電動車を届けたいと表明。
なかでもバッテリーEVは、電動化がもたらすクルマの進化、その特徴が最もわかりやすく表現されたモデルとして、今後のレクサスの象徴となっていく、と決意が表明されています。
その最新のモデルがレクサスRZになります。
このほど、レクサス初の専用バッテリーEVモデルとして、2022年4月20日(水)に「RZ」をオンラインで午後7時に発表するとアナウンスされました。同日の発表では、電動化ビジョン「Lexus Electrified」の実現に向けた取り組みのスタートになる新型RZの詳細について明らかにされます。
4月20日の発表に先立ち、今回、デザインの一部が新たに公開されています。スピンドルグリルが目を惹くフロントマスクや、bZ4Xと同様のワンモーショングリップ、現行NXのような大型のセンターディスプレイが印象的です。
(塚田 勝弘)