BUSOU Drago CORSEがNISSAN GT-R NISMO GT3のカラーリング発表!そしてSUPER GT富士公式テストでは感触良好!【SUPER GT 2022】

■待ちに待った新マシンのカラーリング発表!

3月31日(木)に日産系エアロパーツブランドのBUSOUと、道上龍さん率いるレーシングチームのDrago CORSEのジョイントチーム、BUSOU Drago CORSEが2022シーズンを戦うNISSAN GT-R NISMO GT3「BUSOU raffinee GT-R」のカラーリングを発表しました。

BUSOU raffinee GT-R 2022カラーリング
BUSOU raffinee GT-R 2022カラーリング

BUSOUのイメージカラーである赤を基調としたデザインとなり、前後を暗くすることで特徴的なラインが目立つようになっています。

このカラーリングで4月16日(土)、17日(日)に岡山国際サーキットで開催されるSUPER GT2022の開幕戦から参戦していくとのことです。

このカラーリングについて道上龍監督は、「ファンの皆様には長らくお待たせしましたが、今回BUSOU raffinee GT-R らしいマシンカラーデザインをお披露目することになり嬉しく思います。短い準備期間を経て、全ての公式テストを無事に終えることが出来ました。私にとって初めてGT-R というマシンに触れ、またダンロップタイヤの理解度を高められたと思います。チームの士気を高め、強いチームにしていくことが私の仕事だと思っています。これからのBUSOU Drago CORSE の活躍にご期待ください。」と語っています。

●富士公式テストでの感触は好印象!

カラーリング発表に先立って3月26日(土)~27日(日)に行われたSUPER GT 2022 富士公式テストでは、1日目の天候が雨でウェット路面でのテスト、2日目は午前中が小雨のウェット路面で午後は曇り空でウェットからドライ…と、かなりバラエティに富んだ路面での公式テストとなりました。

BUSOU raffinee GT-R テスト走行用カラーリング
BUSOU raffinee GT-R テスト走行用カラーリング

その走行の中ではサスペンションをアッセンブリごと交換して様々にテストメニューをこなしていく様子も見受けられ、マシンとタイヤのマッチングをかなり大胆に試していたようです。

柳田選手
柳田選手

そんな富士テストを終えて柳田真孝選手は、「チームの皆さんが、短時間でマシンや体制面での準備をして下さいました。とてもハードワークであった事は間違い無かったと思います。その中でシェイクダウンテストから2回の公式テストでチーム一丸となり、着実にステップを踏んでマシンの速さ、安定さ、ダンロップタイヤの理解を深めて行く事が出来ました。これから迎える2022シーズンに向けて良い準備をする事が出来たと思います。後は全力でレースに取り組み、チームの良さを全面に引き出して上位でレースが出来る様に頑張ります。応援宜しくお願い致します」と語ります。

柳田選手と井出選手
柳田選手と井出選手

またコンビを組む井出有治選手は「岡山、富士での公式テストをトラブルなく無事に終えることができ、マシンの準備をしてくれたチームに感謝いたします。今は開幕が待ち遠しく思います。2022年シーズンは道上監督指揮の元、柳田選手と協力し、最高のパフォーマンスが出せるようにしっかりと準備し、今シーズンに挑んでいきますので、BUSOU Drago CORSEに熱い応援よろしくお願い致します」と語ります。

伊与木エンジニアと道上監督
伊与木エンジニアと道上監督

2021シーズンはウェット路面でのレースが無かったSUPER GTですが、今シーズンは公式テストでウェット路面のテストが出来たことは非常に有意義だったと、スタッフの方も語っており、チーム全体を通して非常に好印象な感触を得た上で開幕戦に臨むことが出来るとのこと。

BUSOU raffinee GT-R テスト走行用カラーリング
BUSOU raffinee GT-R テスト走行用カラーリング

シェイクダウンから富士公式テストまで見せていた真っ黒なカーボン地むき出しのボディは冒頭に発表のあったカラーリングに化粧直しが施され、開幕戦岡山での戦いに臨むことになります。

BUSOU Drago CORSEのピットワーク
BUSOU Drago CORSEのピットワーク

往年のゴールデンコンビのドライビングに道上監督の采配など、本当に話題の多いBUSOU Drago CORSE/BUSOU raffinee GT-R。開幕戦での活躍に期待しましょう。

(写真・文:松永 和浩/デザイン画提供:株式会社クレアーレ・BUSOU)

 

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
続きを見る
閉じる