コカコーラが誕生/50年代のWGPライダージェフ・デューク生まれる/ダイハツ・コンパーノ・スパイダーがデビュー!【今日は何の日?3月29日】

■薬用酒から始まったコカ・コーラが完成

1886年3月29日、米国の自然療法家であるジョン・S・ペンバートンによってコカ・コーラが作られました。当初はコカの葉とコーラの実を使ったフレンチ・ワイン・コカという薬用酒でしたが、1903年以降は炭酸水にシロップを加えたシンプルなコカ・コーラになりました。子供の頃に初めてコカ・コーラを飲んだ時、何か薬臭いなと感じたのは、そのためでしょうか。

3月29日には、俳優の鈴木亮平と西島秀俊、ジャニーズ副社長の滝沢秀明、ボクシングの柴田国明、サッカーのマヌエル・ルイ・コスタ、大リーガーのサイ・ヤング、バイクレーサーのジェフ・デュークなどが生まれています。本日紹介するのは、WGP6度のチャンピオンに輝いたジェフ・デュークです。

●1950年代ロードレース界のスーパースター、ジェフ・デュークが誕生

ジェフ・デューク(1951年) (C)Creative Commons
ジェフ・デューク(1951年) (C)Creative Commons

ジェフ・デュークは1923年3月29日、英国ランカシャーのセント・ヘレンズで生まれました。デュークが6歳の時に兄が交通事故で亡くなったことから、家族はバイクを嫌っていたようですが、内緒でバイクを購入して近くの農場で楽しんでいたとのこと。バイクに夢中になったデュークは、学校を卒業して働きながら、トライアルやスタントライディングで腕を磨きます。

1947年に仕事を辞めて、本格的にトライアル・ライダーとして活動を始めます。すぐに実力が認められて英国の名門ノートンと、トライアルではなくロードレーサーとして契約。1950年にマン島TTのシニアクラスで優勝を飾ると、翌1951年にはマン島優勝に加えて350ccクラスと500ccクラスのダブルチャンピオンに輝きます。その後も快進撃は続き、結局350ccクラスのチャンピオン2回、500ccクラスでは3年連続を含めて6回のチャンピオンと圧倒的な強さを見せました。英国の英雄であり、功績を評価されて大英帝国勲章も受章しています。

さて、クルマ界の今日は何があったのでしょうか?

●日本車離れしたスタイルのダイハツ・コンパーノ・スパイダーがデビュー!

1965(昭和40)年3月29日、ダイハツがオープンモデルの「コンパーノ・スパイダー」を発表、4月から発売を始めました。

1965年に発売されたコンパーノ・スパイダー。デザインはイタリア人
1965年に発売されたコンパーノ・スパイダー。デザインはイタリア人のアルフレッド・ビニヤーレ
ダイハツ初の小型車1963年発売のコンパーノ・ワゴン
ダイハツ初の小型車1963年発売のコンパーノ・ワゴン

ダイハツは、現在では軽自動車のイメージが強いですが、初期には3輪車や小型乗用車を生産していました。ダイハツが初めて乗用車市場に投入したのは、1963年の「コンパーノ・バン/ワゴン」ですが、続いて1964年にはセダンの「コンパーノ・ベルリーナ」を投入。それをベースにしたオープンカーが、コンパーノ・スパイダーです。

スパイダーのベースとなった 1964年に発売されたコンパーノ・ベルリーナ(C)Creative Commons
スパイダーのベースとなった 1964年に発売されたコンパーノ・ベルリーナ(C)Creative Commons

コンパーノ・スパイダーはベルリーナのルーフを取り去り、収納可能なソフトトップを持った4人乗りのオープンモデル。スタイリングは、当時フェラーリなど数々の名車を手がけたイタリア人デザイナーのアルフレッド・ビニアーレで、お洒落なイタリア風の雰囲気が特徴でした。スポーティモデルらしく、エンジン排気量を0.8Lから1.0Lへ拡大してパワーアップし、最高速145km/h、0→400m加速18.5秒を実現しました。

昔のイタリア映画に出てくるような雰囲気のコンパーノ・スパイダー。アメ車風が多かった当時としては、異色の存在でしたね。

毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかも知れません。

Mr.ソラン