■ハイパーカー「エヴァイヤ」に続く2番目のエレクトリックモデル
ロータスが開発を進める、ブランド初のフルエレクトリック・クロスオーバーSUV、「タイプ132」の車内特許画像が流出、スウェーデンのエージェントを通して画像を入手しました。
先日はそのエクステリアデザインの特許画像を公開しましたが、今度はキャビン内の詳細デザインが明らかになっています。タイプ132は、ハイパーカー「エヴァイヤ」に続く2番目のエレクトリックモデルであるとともに、ブランド初のSUVでもあります。
流出した画像は、これまでロータスがティザーで見せてきたものと完全に一致しており、信憑性に疑いの余地はないと言っていいでしょう。コックピットには、インフォテインメントシステム用のタブレット式大型タッチスクリーンを搭載、使用中は前方に傾き、非アクティブの時はダッシュボード上に置かれます。ディスプレイのサイズは15インチ程度とみられます。
このタイプの大型ディスプレイは、ほとんどの機能がインフォテインメントに統合されるため、物理的なコントローラーをほとんど排除、いたってシンプルなレイアウトとなります。特許画像からは、スマートフォンを充電するためのワイヤレス充電パッド、2つのカップホルダーが見てとれるほか、スプリットオープニングレイアウトのアームレストも確認できます。
市販型のホイールベースは2899mm〜3100mmと発表されています。また車軸間の距離が広いため、120kWhのバッテリーを設置することが可能となるほか、急速充電機能を備えた800Vテクノロジーを備えていることがわかっています。
EVスペックは、全輪駆動のセットアップを可能にするデュアル電気モーターを搭載、最高出力は600~700psを発揮します。エヴァイヤの車重が1680kgであるため、タイプ132では2000kgを超えると推定されますが、0-100km/h加速は約3秒というハイスペックが期待できるといいます。
タイプ132SUVのデビューは3月29日と予想され、市販型には新たな名称が与えられるはずです。