■一部改良で全車ルーフレス仕様に変更
アルファロメオ初のプレミアムSUV「Stelvio(ステルヴィオ)」が一部改良を受けると共に、新グレードの「Stelvio Ti」が追加され、2022年4月16日(土)から販売されます。
数あるSUVの中でも、アルファロメオらしい高いスポーツ性能とセクシーなイタリアンデザインが支持されているステルヴィオ。全車4WDでエンジンには2.2L直列4気筒ターボ、2.0L直列4気筒ツインスクロールターボ、2.9L V6ツインターボが設定されています。
新グレードの「Stelvio Ti」は、「Turismo Internazionale」の頭文字から命名されています。「Ti」は、伝統的に同ブランドの高性能仕様に与えられる呼称。あらゆる道をスポーティかつ快適に駆け抜けるクルマという意味が込められています。
ステルヴィオ「Ti」もその名のとおり、スポーツ性能の高さと上質さを併せ持ったグランドツアラーとしての性格が強調されています。「Ti」には、ボディ同色のエクステリアミラーハウジング、新デザインの「5ホール」20インチアルミホイールなどが備わり、エレガントで、フットワークの良さを予感させるスタイリングを付与。
一方のインテリアには、シリーズ唯一の「グレーオーク」のウッドパネルをはじめ、ナチュラルレザーシート(前席シートヒーター付)が用意されています。シート色はブラックのほか、専用のチョコレート色が設定されていて、ブラック基調のインテリアと相まって上質なムードを醸し出しています。
装備は、オートハイビーム機能付バイキセノンヘッドライト、ステアリングヒーター付スポーツレザーステアリングホイール、ナビゲーションシステムなどの先進機能や快適装備のほか、「トラフィックジャムアシスト」や「ハイウェイアシストシステム」などの先進安全装備を用意。
今回の一部改良では、「Veloce(ヴェローチェ)」と「Quadrifoglio(クアドリフォリオ)」の仕様が変更されています。全車がルーフレールレス仕様に統一され、クーぺのようなルーフラインを強調。「ヴェローチェ」には、ボディ同色のエクステリアミラーハウジングや21インチに拡大された新デザインのアルミホイールが新たに採用されています。さらに、「リミテッドスリップディファレンシャル(LSD)」が新たに搭載され、スポーティな走りに磨きが掛けられています。
最上級グレードである「クアドリフォリオ」は、21インチの専用アルミホイールやブラックテールライトのほか、レザー/アルカンターラステアリングホイール、ホールド性と快適性を両立したというスパルコ製カーボンバケットシートが備わり、スポーティムードがより濃厚になっています。
●ボディサイズ:全長4690×全幅1905×全高1680mm
●価格:
「2.2 TURBO DIESEL Q4 Ti(2.2L直4ターボ)」:680万円
「2.2 TURBO DIESEL Q4 Veloce(2.2L直4ターボ)」:731万円
「2.0 TURBO Q4 Veloce(2.0L直4ツインスクロールターボ)」:771万円
「2.9 V6 BI-TURBO Quadrifoglio(2.9L V6ツインターボ)」:1338万円
(塚田 勝弘)