軽キャンパーだからこそコスト面からも実現しやすいリアルウッドを使った「Warmth(ウォームス)」【ジャパンキャンピングカーショー2022】

■暖かみを感じさせるウッディなキャビン

軽キャンパーは、スペースが限られている分、設計やコストの面からもリアルウッドなどの木を基調としたモデルも少なくありません。もちろん、より大きなバンコンなどでも本物の木を使ったモデルはありますが、それなりのお値段になる傾向にあります。また、家具職人が手がける軽キャンパーもあります。

ルートシックス ウォームス
ルートシックスの「Warmth(ウォームス)」

ルートシックスのオリジナルキャンパー「Warmth(ウォームス)」も本物の木を使い、温もりや暖かみなどの意味を込めて命名されたそうです。

ルートシックス ウォームス
キャビネットなどをリアルウッドで製作されている

展示車両のベース車は、軽キャンパー定番のスズキ・エブリイ(JOIN)で、エブリイの全グレードに対応。助手席側のキャビネットに標準の電子レンジを配置し、運転席側後方は、小物などの収納が可能な棚が用意されています。

ほかにも収納は多く、電子レンジ上の収納スペース、ボックスティッシュ入れや調味料入れ、タオル掛けなどの小技も効いています。

フロアベッドは大人2人が就寝可能で、ベッド下にはテーブルが格納できます。さらにテーブルは、車内と車外のどちらかに設置できます。ウッディな「ウォームス」には、木の色合いが濃い仕様も用意されていて、好みに応じて選択できます。

ルートシックス ウォームス
後部にテーブルを渡すことができる

オプションでFFヒーターやインバーター、サイドオーニングなどが設定されていて、車中泊から趣味の相棒として2人までの快適な旅をサポートしてくれるはず。

なお、展示車両には、オプションの「ジムリイ」フェイスのカスタムが施されています。もちろん、こちらは好みに応じて選択できます。

ルートシックス ウォームス
電子レンジを標準装備

●標準装備:リヤヒーター、サブバッテリー、外部電源、収納庫
●オプション:FFヒーター、サイドオーニング、カーテン
●展示車両の装着オプション:Liパッケージライト(15万4000円)、TVセット(5万5000円)、1500Wインバーターセット(16万5000円)、外装「ジムリイ」カスタム(70万8000円)
●展示車両価格:337万7700円

(文/写真 塚田勝弘

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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