つくば万博が開幕/女性ライダーの草分け井形マリ生まれる/レクサスGSにハイブリッドモデル追加!【今日は何の日?3月16日】

■日本の科学技術発展の象徴となったつくば科学万博が開催

1985(昭和60)年3月16日、茨城県の筑波研究学園都市で「つくば科学万博」が開幕しました。当時、日本経済が急成長し、科学技術も発展を遂げた時期で、日本を含め47ヶ国の先端技術が展示されました。特にリニアモーターカーとロボットが人気で、2000万人以上が訪れたそうです。

さて、3月16日に生まれたのは、フィギュアスケートの高橋大輔、女優の木村多江、ミュージシャンの小比類巻かほる、ライダーの井形マリ、元日産社長の塙義一、演出家の浅利慶太、バイオリニストの辻久子などです。本日紹介するのは、女性ライダーの草分け的存在の井形マリです。

●日本史上2人目の女性国際A級ライダーの井形マリが誕生

井形マリ(引用:日本2輪車普及協会)
井形マリ(引用:日本2輪車普及協会)

井形マリは、1958(昭和33)年3月16日に東京で生まれました。高校時代にバイクに興味を持ち、卒業するとホンダに入社します。社内のバイクチームに入って腕を磨き、筑波サーキットでライセンスを取得。20歳の時にホンダCB125Xでレースデビューすると、その年のプロダクション125で年間ランキング3位となります。ノービス、ジュニア、国際B級と順調にステップアップし、1982年、24歳で日本人女性史上2人目となる国際A級ライセンスに昇格します。

ライダー時代の井形マリ(引用:日本2輪車普及協会)
ライダー時代の井形マリ(引用:日本2輪車普及協会)

井形はA級ライダーとして、鈴鹿8時間耐久ロードレースや全日本選手権A級125で活躍しますが、1987年のレース中に転倒して大怪我を負い、引退を余儀なくされます。しかし1980年代当時は空前のバイクブームだったうえ、女性ライダーということもあり、雑誌やTVなどで引っ張りだこに。彼女の存在や活躍によって、レースに興味を持つ女性が増え、バイクに乗る女性も爆発的に増えたのです。引退後は、妹で同じくライダーの井形とも子とチームマリを結成、現在は女性ライダーをサポートするバイク・インストラクターとして活躍しています。

さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?

●レクサスGSにハイブリッドモデルのレクサスGS450hが追加!

2006(平成18)年3月16日、前年の8月にデビューした「レクサス GS」に、ハイブリッドモデルの「レクサスGS450h」が追加されました。レクサスGSは、実質的に日本最初のレクサスであり、4ドアクーペスタイルに豪華で機能的なインテリアを備えていました。

2006年に登場したレクサスGSハイブリッド
2006年に登場したレクサスGSハイブリッド
レクサスGSハイブリッドの後ろ外観。低いノーズのスポーティなクーペスタイル
レクサスGSハイブリッドの後ろ外観。低いノーズのスポーティなクーペスタイル

GS450hのハイブリッドシステムは、3.5L V6直噴エンジンに「2段変速式リダクション機構付きTHS-II」を組み合わせた世界初のFRハイブリッドでした。モーターに低速用ローギアと高速用ハイギアを組み込み、2つの減速比によって効率よくモーターを使うのが特徴。エンジンの最高出力196PSにモーター出力が加わり、システム全体の最高出力は345PSに達します。また安全技術のトピックスは「ドライバーモニター付きプリクラッシュセーフティシステム」です。これはミリ波レーダーによる車両と障害物の検出に加え、ドライバーの顔の向きを検知して、よそ見している場合には早めに警報ブザーで知らせるというシステムです。

おもてなしが実感できるレクサスGSハイブリッドの高級シート
おもてなしが実感できるレクサスGSハイブリッドの高級シート

レクサスGS450hのライバルは、日産フーガ、海外ではメルセデスベンツEクラス、BMW5シリーズ、アウディA6などでした。総合的にみて、ライバルに負けない高品質なモデルでしたが、やや燃費に振りすぎて走りがおとなしすぎるという評価が多かったですね。

毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかも知れません。

Mr.ソラン

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Mr. ソラン

某自動車メーカーで30年以上、自動車の研究開発に携わってきた経験を持ち、古い技術から最新の技術までをやさしく解説することをモットーに執筆中。もともとはエンジン屋で、失敗や挫折を繰り返しながら、さまざまなエンジンの開発にチャレンジしてきました。
EVや燃料電池の開発が加速する一方で、内燃機関の熱効率はどこまで上げられるのか、まだまだ頑張れるはず、と考えて日々精進しています。夢は、好きな車で、大好きなワンコと一緒に、日本中の世界遺産を見て回ることです。
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