■後部には「フローティング」ツーピースルーフスポイラーを装備
ロータスが開発中とみられる、ブランド初のエレクトリック・クロスオーバーSUV「タイプ132」の特許画像が流出、スウェーデンのエージェントを通して画像を入手しました。
この画像はロータス・カーズにより、IPオーストラリア(オーストラリアにおいて、特許、商標、意匠などを所轄する行政機関)へ提出されたものであり、本物と言っていいと思われます。
特許画像からは、アグレッシブで前傾的なフロントノーズ、鋭いブーメラン型ヘッドライト、下部吸気口にはアクティブフラップを含む包括的なエアロパッケージを備えていることがわかります。
フロントガラスの上部、ルーフには目立つLiDARセンターを装着、側面ではフロントフェンダー上部に充電ポートを配置、従来のサイドミラーがカメラに置き換えられているほか、ポップアップドアハンドルも確認できます。
後部では、アウディ風の車幅いっぱいのLEDストリップライトを装備、ルーフには別のLiDARセンサー、その両脇には「フローティング」ツーピースルーフスポイラーが装着されています。また専用のEVプラットフォームに乗っているため、リアオーバーハングは大きく、同サイズのIC搭載SUVより長く見えるのも特徴です。
キャビン内では、フルデジタルインストルメントクラスター、コントラストステッチを施したスポーティなステアリングホイール、照明付き開閉装置、フローティングインフォテインメントシステムなどを搭載します。
市販型では、92kWh〜最大120kWhのバッテリーパックを収容するために開発されたプラットフォームに乗り、800Vテクノロジーの超高速充電に対応します。
ボディサイズは2,889mm〜3,100mmと想定され、ロータス史上最もヘビー級となる可能性があります。EVスペックは、全輪駆動のセットアップを可能にするデュアル電気モーターを搭載、最高出力は600psから700psを発揮、0-100km/h加速は約3秒というハイスペックが期待できるでしょう。
新型エレクトリックSUVのワールドプレミアは、3月29日に予定されています。