■2022年後半には最大580psの「EV6 GT」も導入
起亜は2021年、EV専用モデルとなる「EV6」を発表、欧州カー・オブ・ザ・イヤーに輝いた人気モデルとなっています。
市販型では、起亜ではじめて電気自動車プラットフォーム「E-GMP」(Electric-Global Modular Platform)を採用、スタイリッシュな5ドアスポーツ・クロスオーバーに仕上げられています。
現在、このEV6に複数の派生モデルが計画されているといい、その一つと噂されているのが、3ドアハッチバックです。
おなじみ「X-Tomi Design」に協力を得た予想CGでは、後部ドアが短く切り詰められ、CピラーとDピラーを融合、リアドアの後ろにある小さなウィンドウは削除されています。
後部ドアがないためボディサイズは若干コンパクトに、ヘッドライト、フロントバンパー、傾斜した短いクラムシェルスタイルのフードは5ドアから継承されています。
EVスペックは、58.0kWhまたは77.4kWhのバッテリーを搭載し、航続距離は232マイル(373km)から310マイル(499km)を実現。デュアルモーターセットアップの全輪駆動も設定されます。AWD EV6では最高出力320ps、航続距離は272マイル(441km)となっています。
さらに2022年後半に導入予定の「EV6 GT」では、最高出力580psを発揮するデュアルモーターセットアップを搭載、0-100km/h加速3.5秒以下の動力パフォーマンスを誇りますが、この3ドアに設定されれば、より加速が強化されるはずです。
起亜は2023年に都市電気自動車の噂がありますが、EV6派生モデルにも要注目です。