■注目は流行の特大グリルではなく、コンパクト化されたグリル
アウディの欧州Eセグメントモデル「A6セダン」改良型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
第5世代となる現行型は2018年のジュネーブモーターショーでワールドプレミアされ、これが初の大幅改良となります。
ドイツ・インゴルシュタット開発センター付近のパーキングで捉えたプロトタイプは、前後を覆うカモフラージュも薄く、デザインが見えてきています。
注目は流行の特大グリルではなく、コンパクト化されたグリルです。六角デザインこそ変わっていませんが、左右の幅が詰められているようです。また、フロントのフェイクエアインテークのデザインもリフレッシュされています。
新グラフィックのデイタイムランニングライトを備えるヘッドライトを装備、フロントフェンダーの小さな擬装は「Sライン」バッジを隠している可能性が高いようです。
キャビン内では、インフォテインメントシステム用の新しいソフトウェアや、新しいトリムオプションの提供などが予想されます。
パワートレインは、2.0リットル直列4気筒ガソリン/ディーゼルエンジン+マイルドハイブリッド、3.0リットルV型6気筒のガソリンターボエンジン、S6には2.9リットルV型6気筒ツインターボエンジン+マイルドハイブリッドなどがラインアップされるでしょう。
A6改良型のデビューは今年後半で、セダンとアバントが同時に公開、その後オールロード、S6、RS6が続く予定です。アウディA6は次世代型が燃焼エンジンを提供する最後のモデルとなる予定で、この改良型は最後から2番目となります。