間もなく発表か!? メルセデスAMG SLにエントリーグレード「43」設定で直4復活へ

■「C300 4Matic」にも搭載されている2.0リットル直列4気筒「M254」エンジン搭載の可能性

メルセデスAMGは2021年10月、2ドアオープンスポーツ「SL」新型を発表しましたが、新たにエントリーグレードとなるAMG「SL 43」が間もなく設定される可能性が高いことがわかりました。

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メルセデス AMG SL 新型

現在SL新型には直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載する「55」と「63」のみが設定されており、最高主力は55が476ps、63が585psを発揮します。

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メルセデス AMG SL 新型

エクステリアの相違は不明ですが、円形のエキゾーストパイプを装着すると見られます。

パワートレインは「C300 4Matic」にも搭載されている2.0リットル直列4気筒「M254」エンジンと思われ、同モデルでは最高出力は255ps、最大トルク400Nmを発揮し、0-100km/h加速6.0秒の動力パフォーマンスを誇ります。

SLと言うと、直列6気筒、V型8気筒エンジンを思い浮かべる方が多いと思いますが、1950年代、1960年代「190SL」(W121)では直4を搭載しており、実現すれば62年ぶりの復活となります。

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メルセデス AMG SL 新型

SL43に搭載されるこのM254エンジンは、Cクラスにインストールされているバージョンより強力であると噂されており、最高出力は385psまで高められると予想されています。これはC300の258psより約130psも向上していることになります。

メルセデス・ベンツでは、AMG「A45S」が、最高出力416psを発揮する直列4気筒「M139」を搭載しており、ブランド最強の直4ではありませんが、かなりの高性能エンジンと言えそうです。

AMG SL43のワールドプレミアは、早ければ3月中となるでしょう。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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