新テールライトがインパクト大!ポルシェ カイエンクーペ、初の大幅改良へ

■4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンは640psへ向上

ポルシェは現在、フラッグシップ・クロスオーバーSUV「カイエン」ファミリー改良型に取り組んでいますが、派生モデル「カイエン クーペ」市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。

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ポルシェ カイエンクーペ 改良型プロトタイプ

最新のプロトタイプは、形状、および内部グラフィックが新設計されたヘッドライト、コーナーエアインテークなど、初めて市販型コンポーネントを装着している様子がうかがえます。

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ポルシェ カイエンクーペ 改良型プロトタイプ

後部ではLEDテールライトを完全にカモフラージュ、その下には大刷新されることが予想される市販型コンポーネントがあるはずで、タイトなコーナーレンズがリアゲートにまたがり、ストリップライトで水平に接続されるという、おおまかな形状に大きな変化はなさそうです。

黒と赤のテープで隠された下には、現行型より強烈なインパクトを与える厚い水平ストリップが配置されている可能性がありそうで、ベースとなるカイエン改良型にも適用されるでしょう。

車内には、アップデートされたインフォテインメントシステム、デジタルダイヤル、911にインスパイアされた新設計のミニマムギアシフター、そしてフルデジタルインストルメントクラスターが初めて装備されるなど、大きな進化が見られると予想されます。

パワートレインでの注目は、4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンが最高出力640ps・最大トルク850Nmへ大きく向上することです。これは現在のカイエンターボと比較してパワーが90ps、トルクが80Nmと大幅に向上、カイエンターボSE-ハイブリッドに迫る数値となります。

カイエン、およびカイエンクーペ改良型のワールドプレミアは、2022年内と予想されます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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