ジープが「特別な」グランドチェロキー&グラディエーターを発表へ

■今年2年振り56回目を数える「イースター・ジープ・サファリ」で公開予定

ジープは新たに2台のコンセプトモデルのティザーイメージを初公開しました。

ジープ ティザーイメージ_001
ジープ グランドチェロキーベース

今年2年振り56回目を数える「イースター・ジープ・サファリ」は、米・ユタ州グランド郡のモアブ国立公園で開催される伝統のビッグイベントです。

ジープ ラングラー
ジープ ラングラー オレンジ・ピールズ

同イベントのプレスリリースによると、ジープとJPP(ジープ・パフォーマンス・パーツ)は、「より大きく、より良く、より環境に優しく、より早く、高性能なコンセプトカー」であり、「4輪車を次のレベルに引き上げる」と伝えています。

公開予定の1台は「モアブのバックカントリートレイルに沿った、最も厳しい地形さえも征服し、ゼロエミッションフリーダムを達成するというジープブランドのビジョンをさらに強調する」4xe電動SUVになることを明らかにしています。

画像からは、フェンダーガードと青いハイライトを備えたグランドチェロキーベースと思われます。

もう1台は、QRコードのように表された「ジープ グラディエーター」ベースであることが濃厚です。デザインの詳細は不明ですが、フロントガラスとルーフの上にバイザーをつけることを示唆しているようです。

昨年ジープは、ラングラーをEV化した「Magneto」「ラングラー オレンジ ピールズ」(オレンジ色のペイント、コーニングゴリラガラス、ハーフドアなど装備)、「グラディエーター ルビコン レッドベア」(91:1のクロール比、ダナ44アクスルを装備)、「ジープ スター・ビーチ」(1960年代に登場したジープの新シリーズに敬意を示したコンセプトカー)を発表。

コロナのパンデミックにより、今年2年ぶりとなる「イースター・ジープ・サファリ」ですが、どんな盛り上がりを見せるか楽しみです。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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