日本ボート・オブ・ザ・イヤー2021 部門賞決定!BOTY2021グランプリは2022年3月31日発表

■船の世界でその年のイチバンを決める「日本ボート・オブ・ザ・イヤー」

自動車でその年のイチバンを選ぶカー・オブ・ザ・イヤーがあるように船の世界にもその年のイチバンを選ぶボート・オブ・ザ・イヤーがあります。2021年のイチバンを決める「日本ボート・オブ・ザ・イヤー2021」の部門賞が決定し、2022年3月1日、日本ボート・オブ・ザ・イヤー実行委員会が発表しました。

「日本ボート・オブ・ザ・イヤー」は今年で14回を迎え、世界8ヶ国からノミネートされた25艇を対象に専攻が行われ、グランプリ決定の前に一足早く、各部門賞が決まりました。この選考は、選考委員、実行委員26名の真摯な投票によるものです。

決定した日本ボート・オブ・ザ・イヤー2021部門賞は以下の通りです。


●「日本ボート・オブ・ザ・イヤー2021」 部門賞

・小型艇部門

AXOPAR 22 Spyder
(株)オカザキヨット
AXOPAR 22 Spyder
AXOPAR 22 Spyder

受賞理由コメント「上記のボートは、2021年に国内において発表・発売された全ての小型艇の中から、高い走行性能や使い勝手の良いレイアウトが高く評価されました。」

・中型艇部門

PARKER 920 Explorer Max
(株)オカザキヨット
PARKER 920 Explorer Max
PARKER 920 Explorer Max

受賞理由コメント「上記のボートは、2021年に国内において発表・発売された全ての中型艇の中から、広く明るいキャビンや広いアフトデッキでマルチに楽しめることが高く評価されました。」

・大型艇部門

AXOPAR 37 XC CROSS CABIN
(株)オカザキヨット
AXOPAR 37 XC CROSS CABIN
AXOPAR 37 XC CROSS CABIN

受賞理由コメント「上記のボートは、2021年に国内において発表・発売された全ての大型艇の中から、ウォークアラウンドとキャビンを融合させた実用性と操縦性が高く評価されました。」

・PWC 部門

MJ-Super Jet
ヤマハ発動機(株)
MJ-Super Jet
MJ-Super Jet

受賞理由コメント「上記のボートは、2021年に国内において発表・発売された全てのPWCの中から、人機一体となれる優れた応答性と先鋭化されたデザインが高く評価されました。」

・BEST VALUE 部門

YAMAHA AX220
ヤマハ発動機(株)
YAMAHA AX220
YAMAHA AX220

受賞理由コメント「上記のボートは、2021年に国内において発表・発売された全てのボートの中から、様々な海遊びができる入門艇としての扱いやすさと求めやすい価格設定が高く評価されました。」

・BEST FUN 部門

AXOPAR 22 Spyder
(株)オカザキヨット
AXOPAR 22 Spyder
AXOPAR 22 Spyder

受賞理由コメント「上記のボートは、2021年に国内において発表・発売された全てのボートの中から、海のライトウェイトスポーツカーと言えるエキサイティングな走りが高く評価されました。」

・BEST FISHING 部門

Viking 38 Billfish
(株)キーサイド
Viking 38 Billfish
Viking 38 Billfish

受賞理由コメント「上記のボートは、2021年に国内において発表・発売された全てのボートの中から、外洋フィッシングに適した機能と名艇復活を思わせる安定した走行性能が高く評価されました。」

また、特別賞は以下の通りです。

●「日本ボート・オブ・ザ・イヤー2021」 特別賞

LEXUS LY650:トヨタ自動車(株)

受賞理由コメント「上記のボートは、ノミネート艇ではないが、プレミアムブランドのシンボル艇としての秀逸な仕上がりや安定した走行性能が高く評価されました。」

YANMAR X47 Express Cruiser:ヤンマーマリンインターナショナルアジア(株)

受賞理由コメント「上記のボートは、自社製3基掛け船内外機、ジョイスティックを搭載し、イタリアンテイストのスポーティーでエレガントなデザイン、内装品質が高く評価されました。」

NORTHMAN NEXUS REVO 870:ウインクレル(株)

受賞理由コメント「上記のボートは、ゆったりとマリンライフを楽しめる居住性と、ハイブリッドモデルも設定する環境意識が高く評価されました。」


レクサスLY650はノミネート艇とはならず、特別賞を受賞しました。

最終的な本賞の投票開票、表彰式は、2022年3月31日(木) 13:00~14:00、「ジャパンインターナショナルボートショー2022」パシフィコ横浜会場ステージにて開催されます。

【「ジャパンインターナショナルボートショー2022」開催概要】

●名称
ジャパンインターナショナルボートショー2022

●主催
一般社団法人 日本マリン事業協会

●会期
本番会期:2022年3月31日(木)~4月3日(日) 4日間
オンラインボートショー公開期間:2022年3月18日(金)~8月31日(水)

●時間
3月31日(木) 11:30開場 – 17:00閉場 パシフィコ横浜 (10:00 ~ プレスアワー、11:45 ~ 開会セレモニー)
4月 1日(金) 10:00開場 – 17:00閉場
4月 2日(土) 10:00開場 – 17:00閉場 (パシフィコ横浜のみ19:00閉場)
4月 3日(日) 10:00開場 – 17:00閉場

●会場
パシフィコ横浜展示ホール:B / C / D (屋内展示)
横浜べイサイドマリーナ (フローティング展示)
オンラインボートショー (オンライン開催)

●入場料
パシフィコ横浜会場 及び 横浜べイサイドマリーナ会場/一般 (高校生以上) :1,500円(2会場どちらにも入場できる共通券を発行),中学生以下:無料
オンラインボートショー/無料

(小林和久)

【関連リンク】

日本ボート・オブ・ザ・イヤー https://www.marine-jbia.or.jp/boat-of-the-year/

ジャパンインターナショナルボートショー https://www.boatshow.jp/

日本マリン事業協会 https://www.marine-jbia.or.jp/

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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