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■レトロでキュートな新色が登場
ヤマハ発動機(以下、ヤマハ)は、レトロポップなスタイルで人気の原付一種スクーター「Vino(ビーノ)」に、シンプル&キュートなイメージのニューカラー2色を追加した2022年モデルを発表しました。2022年4月12日から発売されます。
●丸くて大きなヘッドライトが特徴
ビーノは、1997年に発売された初代モデル以来、約25年も続くロングセラーの50cc(原付一種)スクーターです。
大きな特徴はレトロ感あふれる小粋なスタイル。
フロントカウルに設置された丸くて大きなヘッドライトは、デザインをアップデートさせながらも、初代から脈々と受け継がれるビーノ一番の個性ともいえます。
2018年に発売された3代目の現行モデルからは、ホンダとヤマハの業務提携によりホンダの「ジョルノ」をベースとしたOEM車となりましたが、伝統の大きく突き出た丸目ヘッドライトはいまだ健在です。
エンジンには、49cc・水冷4ストローク単気筒を搭載し、最高出力は4.5psで、最大トルクは0.42kgf-mを発揮します。
アイドリングストップ機能なども採用することで、WMTCモード値58.4km/Lという優れた燃費性能も自慢です。
ほかにも、インナーカウル右側には500mlのペットボトルが収納できるインナーボックスを設置。⼩物を収納できる左側のグローブボックスには、便利な12Vのアクセサリーソケットも装備します。
さらに、ヘルメットやレインウェアなどが収納可能な容量20Lのシート下トランクなども用意。見た目のかわいさだけでなく、高い実用性も魅力です。
●継続色も含め全6色で展開
そんなビーノの2022年モデルには、新しく2色が追加されました。まず「ライトブルー(ポニーブルー)」は、水色とベージュのツートーンで、ビーノらしいかわいさとクラシカルな雰囲気を演出。
「マットグリーン(マットアーマードグリーンメタリック)」は、基本色のマットグリーンにホワイトのアクセントが入り、ユニセックスかつ上品で落ち着いたカラーです。
なお、従来から設定されているレッド、ブラック、ブラウン、ベージュも継続販売。あわせて全6色で展開されます。エンジンなど、そのほかの機能には変更ありません。
価格(税込)は20万3500円です。
(文:平塚 直樹)