■自然吸気のV8をより効率的なV6へ進化
日産のクロスオーバーSUV「アルマーダ」が、これまでのV型8気筒を廃止、次期型では新開発の3.5リットルV型6気筒ツインターボエンジンを搭載することがわかりました。
先日はトヨタ「セコイア」新型が、同じくV型8気筒から3.5リットルV型6気筒ダウンサイジングターボへ変更しましたが、それを追う形となります。
米・Automotive Newsによると、3列のボディオンフレームを改良、自然吸気のV8をより効率的なV6へ進化させるといいます。
初代アルマーダは2003年に発売、その後13年間とういう長いスパンで第2世代へバトンタッチ。
2016年から販売されている現行型は、2021年に大幅改良を受けており、2023年に次期型へ世代交代されます。
現行型が搭載する5.6リットルV型8気筒は、5,800rpmで最高出力400hpを発揮、新開発のV6でも同レベルのスペックが期待できるほか、燃費の面でも利益をもたらすはずです。
日経新聞は先日、日産がガソリンエンジンの新規開発を縮小、日本、欧州、中国市場向けは終了し、米国向けはピックアップトラックを中心としてガソリン車の新規開発が継続されると報道しましたが、日産側はそれを否定。
欧州のみ新規開発を終了させ、日本と中国市場へは段階的に縮小していく考えだといいます。
アルマーダ次期型も電動化されることはない模様で、ICEエンジンのみの発売となりそうです。